特許
J-GLOBAL ID:200903057594235980

ビスエナミン化合物およびそれを含む電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120228
公開番号(公開出願番号):特開平6-332205
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 一般式(1)〔式中、Ar1はアリーレン基、2価の複素環残基などを、R4はアリール基、複素環基などを、R2,R3はそれぞれアリール基、複素環基、アラルキル基などを、a,bはC1〜C5のアルキル基、水素原子などを、m,nは1〜5の整数、を表す〕で表される2個の異なるエナミン基含有化合物およびこれらの化合物を感光層に含有する電子写真感光体。【効果】 融点が低く、結着剤との相溶性も良い、成膜性に優れたエナミン化合物、および高感度、高耐久性を有する有機系の電子写真感光体が提供された。この電子写真感光体は温湿度に対する安定性に優れ、帯電特性が高く、繰り返し使用でも光感度の低下がほとんど起こらないなど優れた特性を備えている。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】〔式中、Ar1は置換基を有してもよいアリーレン基、置換基を有してもよい2価の複素環残基、もしくは置換基を有してもよいアルキレン基を表し、R4は置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよい複素環基、置換基を有してもよいアラルキル基、炭素数1〜5のアルキル基、あるいは水素原子を表し、R2,R3はそれぞれ置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよい複素環基、置換基を有してもよいアラルキル基、炭素数1〜5のアルキル基もしくは水素原子(ただし、R2,R3が同時に水素原子の場合はのぞく)またはたがいに炭素原子により縮合環を形成するのに必要な2価の原子団を表し、a,bは、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシ基、炭素数1〜3のジアルキルアミノ基、ハロゲンもしくは水素原子を表し、m,nは1〜5の整数(ただし、m,nが2以上の時、a,bは同一でも異なってもよい)〕で表される2個の異なるエナミン基含有化合物。

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