特許
J-GLOBAL ID:200903057600962415

真空濃縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池谷 欽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-182141
公開番号(公開出願番号):特開平7-008703
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 真空蒸発缶、減圧蒸気発生器およびヒートポンプを組み合わせることにより、熱効率が高く、操作の安定性に優れランニングコストが安く、しかも60°C以下の低温で原液を濃縮することができる真空濃縮装置を提供する。【構成】 循環ポンプ4により循環管路15、16を循環する原液は、原液加熱用熱交換器7において減圧蒸気発生器20内で発生した減圧蒸気によって間接的に潜熱加熱され、真空蒸発缶1の濃縮部2において低温沸騰して濃縮される。この原液加熱用の減圧蒸気は減圧蒸気発生器20内の水をヒートポンプ30の加熱源によって加熱することにより得られる。一方、真空蒸発缶1内にて発生した蒸気はベーパーコンデンサ3においてヒートポンプ30の冷熱源によって冷却されて凝縮され、ドレインとして系外に取り出される。製品の濃縮液は濃縮液取出し管路14より系外に取り出される。
請求項(抜粋):
加熱サイクルと冷凍サイクルとを切り替え可能に構成したヒートポンプ、上記ヒートポンプの冷凍サイクルにおける加熱源との間接熱交換によって減圧下で液体熱媒体の減圧蒸気を発生させる減圧蒸気発生器、上記減圧蒸気発生器で発生した減圧蒸気との間接熱交換によって原液を潜熱加熱する原液加熱用熱交換器および減圧下で原液を低温沸騰させて濃縮する原液濃縮部と該原液濃縮部において発生した蒸気を上記ヒートポンプの冷凍サイクルにおける冷熱源との間接熱交換によって冷却凝縮させるベーパーコンデンサとを備えた真空蒸発缶とよりなり、上記真空蒸発缶の原液濃縮部と上記原液加熱用熱交換器との間を循環ポンプによって原液を強制的に循環させる循環管路を設けたことを特徴とする真空濃縮装置。
IPC (2件):
B01D 1/28 ,  B01D 1/00

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