特許
J-GLOBAL ID:200903057606637753

コンクリ-ト外壁の亀裂改修構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 尚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220951
公開番号(公開出願番号):特開平8-028063
出願日: 1994年07月19日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 コンクリ-ト外壁に発生した亀裂の進行を防ぎ、通気性を保持しつつ、遮音、防水、美観等の外壁機能を回復し、長期間維持するための壁構造を提供する。【構成】 コンクリ-ト外壁Wの亀裂線Cを中心として左右約10cm幅で旧仕上材Sを剥落し、亀裂線Cを中心として左右約10mm幅で深さ約15mmに断面U字型の溝2を掘り込み、その溝2内面と前記旧仕上材剥落面1に沿ってポリマ-セメント3を塗布し、前記溝2を2〜3mm径の粒状発泡骨材4入り通気性弱強度SBR系樹脂モルタル5を充填し、その充填面6を含む残余旧仕上材の剥落面1に約15cm幅のポリエステル不織布7をポリマ-セメントモルタル8で貼り付け、その表面にポリマ-セメントモルタル9を薄塗りし、その上から高引張り強度のガラス繊維ネット10を張ってポリマ-セメントモルタル11を塗布し、最表層面に通気性仕上材12を吹付けて成る亀裂改修構造である。
請求項(抜粋):
コンクリ-ト外壁Wの壁面に表われる亀裂線Cを中心として左右約8〜10cm幅で旧仕上材Sを剥落するとともに、前記亀裂線Cを中心として左右約10〜20mm幅で深さ約15〜20mmに断面U又はV字型の溝(2)を掘り込み、その溝(2)内面と前記旧仕上材の剥落面(1)に沿ってポリマ-セメント(3)を塗布し、前記溝(2)を約2〜3mm径の粒状発泡骨材(4)入り通気性弱強度SBR系樹脂モルタル(5)を充填し、この充填面(6)を含む残余旧仕上材の剥落面(1)に約15cm幅の耐アルカリ性不織布をポリマ-セメントモルタル(8)で貼り付け、さらにその表面にポリマ-セメントモルタル(9)を薄塗りし、その上から少なくとも前記旧仕上材の剥落面(1)を覆う広さで高引張り強度の耐アルカリ性メッシュシ-トを張ってメッシュが見えなくなる程度にポリマ-セメントモルタル(11)を塗布し、最表層面に通気性仕上材(12)を塗布又は吹付けして成るコンクリ-ト外壁の亀裂改修構造。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭61-246473
  • コンクリート亀裂の漏水防止工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-313316   出願人:大阪瓦斯株式会社, 大関化学工業株式会社
  • 特開昭61-098872
全件表示

前のページに戻る