特許
J-GLOBAL ID:200903057608129038

縦目地構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-278174
公開番号(公開出願番号):特開平6-108610
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 施工性がよく、防水性に富んだ縦目地構造を提供することである。【構成】 水平面状の釘打設片1と嵌合部3とから断面略逆T字状に形成した敷目板Bと、化粧面部7と係合部8とから断面略T字状に形成した金属製の化粧キャップCの2部材から構成し、化粧キャップCと敷目板Bを組み合わせることにより断面をエ字状に形成した縦目地用ジョイナAにおいて、敷目板Bの釘打設片1の両端を屈曲した補助片2を躯体αに固定することにより、敷目板Bを建築物の室内側から取り付け、施工することができ、さらに、化粧キャップCの化粧面部7の裏面に装着した定形シーリング剤13と、不定形シーリング剤14が2重の止水材となると共に、お互いの長所を活かし、短所を打ち消し、長期にわたって防水性、耐候性を発揮する縦目地構造である。
請求項(抜粋):
横張り用の乾式壁材を長手方向に突き合わせて形成する縦目地の構造において、略断面を水平面状の釘打設片と、該釘打設片の両端を下方に屈曲した補助片と、前記該釘打設片の中央部を上方に2本突出して垂直片を形成し、該垂直片によって形成される断面略U字状の嵌合溝と、該嵌合溝内側面に突出した複数段の嵌合片とから嵌合部を形成した長尺状の敷目板と、略断面を水平面状の化粧面部と該化粧面部の裏面中央を下方に突設して形成した係合部とから、断面略T字状に形成し、該係合部の両側、もしくは一方に、外方に突出した係合爪を形成すると共に、前記化粧面部の裏面中央にペースト状の不定形シーリング剤を、さらに化粧面部裏面の両端縁には固形状の定形シーリング剤を装着した長尺状の化粧キャップとからなり、前記敷目板の釘打設片の裏面を躯体に当接して固定具により固定し、該躯体上に横張り用の乾式壁材を左右に配設、固定し、次に前記化粧キャップの係合部を敷目板の嵌合溝に係合し、係合爪と嵌合片により係止すると共に、化粧キャップに装着した定形シーリング剤と不定形シーリング剤が乾式壁材に押圧されて密着した状態で一体化し、乾式壁材の端部を被覆したことを特徴とする縦目地構造。
IPC (2件):
E04F 13/08 ,  E04F 19/02

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