特許
J-GLOBAL ID:200903057621953033

密閉型電池の安全装置及びそれを用いた密閉型電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 太田 明男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-023730
公開番号(公開出願番号):特開2001-216945
出願日: 2000年02月01日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】【課題】 過充填時や短絡時に起きる急激な内圧上昇による破裂を確実に防止することができ、かつ、安価に製作することができる密閉型電池の安全装置を提供する。【解決手段】 外装缶11の一端に取り付けられる正極蓋16が、最内蓋を形成すると共に正極リード17を介して電極体12の正極13に接続される受圧板18と、中間蓋を形成すると共に中央接合部19を介して受圧板18に電気的に接続される遮蔽板20と、最外蓋を形成すると共に遮蔽板20に電気的に接続される封口板21とから構成される。そして、中央接合部19は受圧板18の第1の平坦接合面27を有する突起28と遮蔽板20の第2の平坦接合面29から形成され、かつ、第1の平坦接合面27と第2の平坦接合面29は接合していて、第2の平坦接合面29の周りにはC字状溝31が形成され、C字状溝31の内側には、好ましくはC字状溝31と対向する方向に屈曲する強度低減用溝32が形成され、強度低減用溝32の両端32aとC字状溝31の両端より所定距離後退した部分31aとの間には狭幅の折曲予定部33が形成されている。
請求項(抜粋):
外装缶の一端に取り付けられる正極蓋を、最内蓋を形成すると共に正極リードを介して電極体の正極に接続される受圧板と、中間蓋を形成すると共に中央接合部を介して前記受圧板に電気的に接続される遮蔽板と、最外蓋を形成すると共に前記遮蔽板に電気的に接続される封口板とから構成し、前記受圧板にガス流通孔を設け、前記外装缶の内部空間を前記受圧板と前記遮蔽板との間に形成される接合部動作空間と連通し、前記中央接合部を、前記受圧板の中央部から前記遮蔽板に向けて突出すると共に第1の平坦接合面を有する円筒状の突起と、前記遮蔽板の中央部に設けられ前記円筒状の突起の第1の平坦接合面が接合する第2の平坦接合面から形成し、前記遮蔽板の第2の平坦接合面の周りに180°以上の円弧角で同心円的にC字状溝を設け、前記遮蔽板の前記C字状溝の内側をなす個所に強度低減用溝を形成すると共に、該強度低減用溝の両端と前記C字状溝の両端より所定距離後退した部分との間に狭幅の折曲予定部を形成し、前記遮蔽板の受圧板側面に金属箔を接合して前記C字状溝と前記強度低減用溝にそれぞれ弁膜を形成し、前記外装缶内の圧力が設定電流遮断圧力を超えると、前記受圧板の第1の平坦接合面の接合部周辺の薄膜箇所が破断して、前記受圧板と前記遮蔽板との電気的接続が遮断され、前記電流遮断外装缶内の圧力が設定膜破断圧力を超えると前記弁膜が破断されるようにしたことを特徴とする密閉型電池の安全装置。
IPC (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34
FI (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34 A
Fターム (10件):
5H012AA01 ,  5H012BB02 ,  5H012CC03 ,  5H012DD05 ,  5H012EE04 ,  5H012FF01 ,  5H012GG01 ,  5H022AA09 ,  5H022CC13 ,  5H022KK01

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