特許
J-GLOBAL ID:200903057629363286

浴槽水循環浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-330347
公開番号(公開出願番号):特開2000-154935
出願日: 1998年11月20日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】配管内の水を熱殺菌可能な温度まで短時間に昇温でき、かつ昇温後の湯を簡単な制御で適正温度に安定して維持することのできる浴槽水循環浄化装置を提供する。【解決手段】循環用流路50に第1バイパス路101、第2バイパス路102を接続するとともに第1電動三方弁60、第2電動三方弁90を配置することで、循環ポンプ70とろ過槽110と熱交換器12とを経由しかつ浴槽200を迂回した第1環状経路を形成する状態と、さらに熱交換器12を迂回した第2環状経路を形成する状態とに循環経路が切り換え可能になっている。熱殺菌実行部121は、熱殺菌処理を実行する際に、水温が殺菌目標温度に昇温するまでは、第1環状経路を設定してバーナ11とヒータ57の双方で加熱し、昇温後は、熱交換器12を迂回する第2環状経路に切り換えて、ヒータ57だけで湯温を維持する。
請求項(抜粋):
浴槽内に設けた吸入口に一端部側が延設され他端部側が前記浴槽への吐出口に延設された循環用流路と、前記循環用流路の途中に配置された循環ポンプとろ過槽とを有し、前記循環ポンプによって前記浴槽内の水を前記循環用流路を通じて循環させて前記ろ過槽で浄化する浴槽水循環浄化装置において、第1バイパス路と、第2バイパス路と、第1切替弁と、第2切替弁と、熱交換器と、バーナと、ヒータと、熱殺菌実行手段とを備え、前記熱交換器は、前記バーナで加熱されるとともに前記循環用流路の経由したものであり、前記第1バイパス路は、前記循環ポンプと前記ろ過槽と前記熱交換器とを経由しかつ前記浴槽を迂回した第1環状経路が形成されるように前記循環用流路内の所定の2箇所を接続したものであり、前記第2バイパス路は、前記循環ポンプと前記ろ過槽とを経由しかつ前記熱交換器を迂回した第2環状経路が形成されるように前記第1環状経路内の所定の2箇所を接続したものであり、前記第1切替弁は、前記循環ポンプによって送り出された水が前記第1バイパス路を流れて前記浴槽を迂回する浴槽迂回状態と、前記浴槽を経由する浴槽経由状態とに通水経路を切り替えるものであり、前記第2切替弁は、前記循環ポンプによって送り出された水が前記第2バイパス路を流れて前記熱交換器を迂回する熱交迂回状態と、前記熱交換器を経由する熱交経由状態とに通水経路を切り替えるものであり、前記ヒータは、前記第1環状経路と第2環状経路とに共通する配管部分に配置されたものであり、前記熱殺菌実行手段は、所定温度範囲内に加熱した水を前記第1環状経路内または前記第2環状経路内で所定時間に渡って循環させる熱殺菌処理を実行するものであって、循環させる水が予め定めた殺菌目標温度に昇温するまでは、前記第1環状経路が形成されるように前記第1切替弁と第2切替弁とを設定して前記バーナと前記ヒータの双方で加熱し、前記殺菌目標温度に昇温した後は、前記第2環状経路が形成されるように第2切替弁を切り替えて前記ヒータで湯温を維持することを特徴とする浴槽水循環浄化装置。
Fターム (12件):
3L024CC02 ,  3L024DD02 ,  3L024DD13 ,  3L024DD16 ,  3L024DD17 ,  3L024DD22 ,  3L024DD28 ,  3L024DD32 ,  3L024DD34 ,  3L024GG07 ,  3L024HH44 ,  3L024HH47

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