特許
J-GLOBAL ID:200903057632095454

有機LED素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-335652
公開番号(公開出願番号):特開平9-153641
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 従来の有機LED素子においては、正孔輸送層、発光層を低分子系のもので形成するときには、使用過程における劣化が著しく、高分子系のもので形成するときには不純物の混入により性能が低下する問題点を生じていた。【解決手段】 本発明により、正孔輸送層3と発光層4との少なくとも一方をポリマ原料A、Bの蒸着と同時に当該の層材料(正孔輸送材料C又は発光材料D)の蒸着とが行われ、続いて重合処理を行うことでポリマ原料A、Bが重合した中に前記の層材料(C又はD)が分散するマトリクスポリマ7として形成される有機LED素子1の製造方法としたことで、正孔輸送層3と発光層4との成膜時には低分子であるポリマ原料の状態で行うものとして不純物の混入を低減させ、後の熱処理により高分子化させることで耐久性を向上させ課題を解決するものである。
請求項(抜粋):
透明基板上に設けられた陽極層上に、正孔輸送層、発光層、陰極層を順次に積層して成る有機LED素子の製造方法において、前記正孔輸送層と発光層との少なくとも一方は、ポリマ原料の蒸着と同時に当該の層材料の蒸着とが行われ、続いて重合処理を行うことで前記ポリマ原料が重合したポリマ中に前記層材料が分散するマトリクスポリマとして形成されることを特徴とする有機LED素子の製造方法。
IPC (6件):
H01L 33/00 ,  C09K 11/06 ,  H01L 51/00 ,  H05B 33/00 ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22
FI (6件):
H01L 33/00 A ,  C09K 11/06 Z ,  H05B 33/00 ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22 ,  H01L 29/28

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