特許
J-GLOBAL ID:200903057632263055
法面緑化構造物、網体構造体及び法面緑化工法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂口 信昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-337336
公開番号(公開出願番号):特開平8-177051
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】本発明は、急峻な法面への固定作業が軽減された法面緑化構造物、網体構造体及び法面緑化工法を提供することを目的とする。【構成】本発明は、客土が通過可能な網目を有する網体を法面に階段形状に配設し、該網体内に投入される客土に植生して成る法面緑化構造物、網体構造体及び法面緑化工法において、前記階段形状の網体の蹴上げ部下端と踏面部奥端とで構成される段奥部には、段奥部の骨材となる下側横長尺材が法面幅方向に横架され、該下側横長尺材は法面に少なくとも二本のアンカーの如き固定部材によって固定されており、蹴上げ部上端と踏面部手前端とで構成される段先部には、段先部の骨材となる上側横長尺材が法面幅方向に横架され、該上側横長尺材は特定の支持手段の少なくとも一つによって支持されており、階段形状の蹴上げ部の裏側面には土止めシートが張設されていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
客土が通過可能な網目を有する網体を法面に階段形状に配設し、該網体内に投入される客土に植生して成る法面緑化構造物において、前記階段形状の網体の蹴上げ部下端と踏面部奥端とで構成される段奥部には、段奥部の骨材となる下側横長尺材が法面幅方向に横架され、該下側横長尺材は法面に少なくとも二本のアンカーの如き固定部材によって固定されており、蹴上げ部上端と踏面部手前端とで構成される段先部には、段先部の骨材となる上側横長尺材が法面幅方向に横架され、該上側横長尺材は下記?@〜?Eの支持手段の少なくとも一つによって支持されており、階段形状の蹴上げ部の裏側面には土止めシートが張設されていることを特徴とする法面緑化構造物。[上側横長尺材の支持手段]?@法面にアンカーを打込み、該アンカーの頭部ないしは頭部近傍に支持。?A下側横長尺材に柱部材を立設し、該柱部材の頭部ないしは頭部近傍に支持。?B網体の周囲には法枠が構築されており、該法枠に上側横長尺材の両端部を支持。?C法面上方から下方に向って上側縦長尺材を縦架し、該上側縦長尺材に固支持。?D網体の周囲には法枠が構築されており、該法枠の上辺枠から下辺枠に向って上側縦長尺材を縦架して固定し、該上側縦長尺材に支持。?E下側横長尺材には少なくとも1本の縦置きの下側縦長尺材が交叉状態で固定されており、該下側縦長尺材に柱部材を立設し、該柱部材の頭部ないしは頭部近傍に支持。
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