特許
J-GLOBAL ID:200903057632938630

加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-349002
公開番号(公開出願番号):特開平6-201134
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】調理の種別を判別しにくい水物調理あるいは油物調理においても、焦げ付きや調理途中での誤った加熱停止状態が起こることを防止する。【構成】信号処理部6が、水の沸騰温度より低い所定温度から水の沸騰温度より高い所定温度までに至る所定温度域における検知温度の上昇速度を検知する。信号処理部6は、温度センサ5の出力から上記温度域における検知温度の上昇速度を検知する。上記温度域においては、相対的に、水物調理は緩やかで、油物調理は急激な温度上昇傾向を示す。そこで、その温度上昇傾向を捕らえて、正確に水物調理と油物調理との判別を可能とし、焦げ付きや調理途中での誤った加熱停止状態が起こることを防止する。
請求項(抜粋):
調理物を加熱する加熱手段と、調理物を入れて加熱される容器の底に接触して温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段による検出温度の上昇が所定状態以上に緩やかになることにより調理物が沸騰状態にあると判別する沸騰判別手段と、水の沸騰温度より低い所定温度から水の沸騰温度より高い所定温度までに至る所定温度域における検知温度の上昇速度を検知する上昇速度検知手段と、沸騰状態が検知され且つ所定温度域における検知温度の上昇速度が所定値以下の場合に、水物調理と判別して調理物の焦げ付きを防止する加熱停止温度を設定すると共に、沸騰が検知されない場合、及び沸騰状態が検知され且つ所定温度域における検知温度の上昇速度が所定値以上の場合に、油物調理と判別して油の発火を防止する加熱停止温度を設定する加熱停止温度設定手段と、加熱停止温度の設定温度に従って加熱手段の加熱状態を停止させる加熱制御手段とを備えて成ることを特徴とする加熱調理器。
IPC (2件):
F24C 3/12 ,  F23N 5/14 370
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-236012

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