特許
J-GLOBAL ID:200903057634250260
動きベクトル符号化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-225145
公開番号(公開出願番号):特開平11-075188
出願日: 1997年08月21日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 動きベクトルの最適予測値を求めて、動きベクトルの符号化効率をより一層向上させ得る動きベクトル符号化装置を提供する。【解決手段】 基準動きベクトルの水平及び垂直成分の分散量の程度を計算する分散量計算部130と、この分散量の程度に基づいて選択信号を発生する選択信号発生部140と、基準動きベクトルの水平及び垂直成分のメジアン値をその両成分とする第1予測値を決定するメジアンフィルタ200と、現動きベクトルの成分と基準動きベクトルの成分との間の差分を最小とする水平及び垂直成分を有する第2予測値を決定する最小偏差選択部170と、第1及び第2予測値を最適の予測値として各々決定するスイッチ150と、現動きベクトルを符号化する差分符号化部210とを含む。
請求項(抜粋):
各々が第1及び第2成分よりなる複数の基準動きベクトルに基づいて、各々が第1及び第2成分よりなる現動きベクトルを符号化する動きベクトル符号化装置であって、前記基準動きベクトルの前記第1及び第2成分の分散量の程度を推定して、対応する分散量の程度が小さい場合は、第1選択信号を、対応する分散量の程度が大きい場合には、第2選択信号を、各々発生する分散量推定手段と、前記基準動きベクトルの前記第1成分のメジアン値を第1成分として、前記基準動きベクトルの前記第2成分のメジアン値を第2成分として有する第1予測値を決定する第1予測値決定手段と、前記現動きベクトルの前記第1成分に対して最小の差分をもたらす前記基準動きベクトルの前記第1成分のうちの何れか1つに対応する第1成分と、前記現動きベクトルの前記第2成分に対して最小の差分をもたらす前記基準動きベクトルの前記第2成分のうちの何れか1つに対応する第2成分とを有する第2予測値を決定する第2予測値決定手段と、前記第1及び第2選択信号に応じて、前記第1予測値及び前記第2予測値を最適の予測値として各々決定する最適予測値決定手段と、前記最適予測値に基づいて、前記現動きベクトルを符号化する符号化手段とを有することを特徴とする動きベクトル符号化装置。
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