特許
J-GLOBAL ID:200903057636646412

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-284876
公開番号(公開出願番号):特開平5-116556
出願日: 1991年10月30日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 還流式アンチロック制御装置に主流路から分岐する補給流路を設けてトラクションコントロール機能を付加した車輪ブレーキ液圧制御装置は、最も簡素なものとして期待できるが、マスターシリンダ加圧時に補給流路から排出液溜めに向かう液流を阻止する遮断弁が従来想定されている電磁弁や応圧弁であると見かけ以上にコストがかかるので、この問題を無くす。【構成】 マスターシリンダ1の加圧時に補給流路11から排出液溜め6に向かう液流を阻止する遮断弁を、排出液溜め6のブレーキ液が一定量を越えたときに閉弁するストローク検知型逆止弁13によって構成する。これにより、本質的に不可欠な排出液溜め6中のピストンによって逆止弁13を作動させることができるので、遮断弁の単純化によるコスト削減が計れ、装置の作動の信頼性も充分に高めることができる。
請求項(抜粋):
マスターシリンダから車輪ブレーキに至る主流路中に設けられる、少なくとも排出弁を含んだ車輪ブレーキ液圧制御弁と、上記排出弁から排出されたブレーキ液を一時的に貯留する排出液溜めと、この排出液溜め中のブレーキ液を汲み上げて主流路に還流するポンプと、ポンプからの還流点よりも上流で主流路から分岐し、上記排出液溜めに至る補給流路と、トラクションコントロール実施時に、上記還流点からマスターシリンダへ向かう液流を阻止するトラクションコントロール切換弁と、マスターシリンダ加圧時に上記補給流路から排出液溜めに向かう液流を阻止する遮断弁とを有するブレーキ液圧制御装置において、上記遮断弁として、排出液溜め中のブレーキ液が一定量を越えたときに補給流路から排出液溜めに向かう液流を阻止するストローク検知型逆止弁を用いたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
IPC (4件):
B60K 28/16 ,  B60T 8/48 ,  B60T 8/58 ,  B60T 13/18

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