特許
J-GLOBAL ID:200903057637060101
バイオセンサ及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135343
公開番号(公開出願番号):特開平6-324015
出願日: 1993年05月12日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、活性のある酵素等を所定量確実に担持し、精度の高い測定を行なえるバイオセンサ及びその製造方法を提供する。【構成】 本バイオセンサでは、絶縁性基板14に測定用凹所12を設け、測定用開口12の上部に作用極16、対極18及び導入用開口20aを有する撥水層20を形成し、さらに、測定用凹所12内に識別層22を形成している。識別層22は、酵素を含有した溶液を撥水層20の導入用開口22aを通じて摘下して、乾燥固化することにより形成する。撥水層20は、測定用凹所12に被測定溶液を導いて満たす。被測定溶液の被測定物質は、識別層22に担持された生体物質と反応し、この反応に基づいて被測定物質を測定する。識別層22中に担持させる酵素は、溶液に含有させて測定用凹所12内で乾燥固化させるだけであり、化学的処理を行なわないから、活性を失わない。
請求項(抜粋):
被測定溶液中の被測定物質と生体物質との生物化学反応に伴う電気変化量を測定することにより被測定物質を測定するバイオセンサにおいて、絶縁性基板と、この絶縁性基板に形成され、被測定溶液を貯留するための測定用凹所と、測定用凹所内に設けられ、上記生体物質を有する識別層と、上記測定用凹所の開口付近に臨み、かつ該測定用凹所に貯留された被測定溶液に浸されるよう設けられた1対の電極と、測定用凹所の開口周縁部に少なくとも設けられた撥水層と、を備えたことを特徴とするバイオセンサ。
IPC (2件):
G01N 27/327
, G01N 27/28 331
FI (2件):
G01N 27/30 351
, G01N 27/30 353 Z
前のページに戻る