特許
J-GLOBAL ID:200903057644227755

結晶質リン酸ジルコニウムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238792
公開番号(公開出願番号):特開平6-321516
出願日: 1984年05月11日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】新規な構造とそれに基づく特異な物性を有する結晶質リン酸ジルコニウムの製造方法を提供すること。【構成】ジルコニウム化合物、ポリカルボン酸化合物及びリン酸化合物とアンモニウム化合物及びアミン化合物の少なくとも1種を含む一定の混合液中で合成することを特徴とする、式NH4Zr2(PO4)3・mH2O[但し、0≦m≦2]で表わされる結晶質リン酸ジルコニウムの製造方法。
請求項(抜粋):
(i)ジルコニウム化合物、ポリカルボン酸化合物及びリン酸化合物とアンモニウム化合物及びアミン化合物の少なくとも1種とを含む混合液であって、(ii)ジルコニウム化合物(Zrとして)、ポリカルボン酸化合物(C2O4として)及びリン酸化合物として(PO4として)の割合が、第1図に示すモル比三角成分図において、A(28,3,69)、B(63,6,31)、C(44,43,13)、及びD(1,97,2)の各点を結ぶ直線で囲まれた領域内にある混合物組成を有し、且つZr1モル当り0.2〜100モルのアンモニウム化合物(アンモニウムイオンとして)及び/又はアミン化合物(アミンカチオンとして)を含有する混合液を、(iii)pH10以下で反応させることを特徴とする、(a)式NH4Zr2(PO4)3・mH2O[但し、0≦m≦2]で表わされ、(b)その結晶構造が、下表に示すd-間隔をもつX線回折図形により特徴付けられ、(c)分析的計算による酸化物として式4ZrO2・3P2O5により表わされる結晶質リン酸ジルコニウムを、400〜1080°Cで熱処理することを特徴とする、(A)式HZr2(PO4)3で表わされ、(B)その結晶構造が、下表に示すd-間隔をもつX線回折図形により特徴付けられ、(C)分析的計算による酸化物として式4ZrO2・3P2O5により表わされる結晶質リン酸ジルコニウムの製造方法。
IPC (2件):
C01B 25/37 ,  B01J 39/12

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