特許
J-GLOBAL ID:200903057646841272

ポリ乳酸系重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 喜多 俊文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-204768
公開番号(公開出願番号):特開2003-073533
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【課題】 ポリ乳酸は、射出成型などで急冷されると非晶性となり、ガラス転移点(約60°C)から結晶化温度(約100°C)の間で、成型品が自重などで変形し、耐熱変形性に劣る。また、溶融粘度が高く製造や加工が困難という問題点がある。本発明の目的は、これらの問題点の改善である。【解決手段】 本発明は、ポリL-乳酸ホモポリマー、ポリD-乳酸ホモポリマー、ポリL/D乳酸共重合体より選ばれたポリエステル重合体(A)と、脂肪族ジカルボン酸および鎖状ジオールを成分とする結晶性ポリエステルセグメントとポリ乳酸セグメントとが結合されておりその重量比が97/3〜50/50の範囲であるポリエステルブロック共重合体(B)とが、重量比(A/B)97/3〜40/60の範囲で混合されている重合体組成物である。
請求項(抜粋):
次の(1)、(2)、(3)及び(4)の項目を全て満足する重合体組成物。(1)ポリL-乳酸ホモポリマー、ポリD-乳酸ホモポリマー、ポリL/D乳酸共重合体より選ばれたポリエステル重合体(A)と、脂肪族ジカルボン酸および鎖状ジオールを成分とする結晶性ポリエステルセグメントとポリ乳酸セグメントとが結合されているポリエステルブロック共重合体(B)とが混合されている。(2)組成物中の重合体(A)のポリ乳酸セグメントの結晶の融点が、140°C以上であり、且つその溶融吸熱量が、10ジュール/グラム以上である。(3)組成物中の重合体(B)の上記ジカルボン酸とジオールを成分とするセグメントの結晶の融点が、60〜130°Cの範囲であり、且つ重合体(B)の構成成分中の乳酸由来の成分の比率が3〜50重量%である。(4)重合体(A)と重合体(B)との混合比率(A/B)が、97/3〜40/60の範囲である。
IPC (3件):
C08L 67/00 ZBP ,  C08K 3/00 ,  C08L101/16
FI (3件):
C08L 67/00 ZBP ,  C08K 3/00 ,  C08L101/16
Fターム (25件):
4J002CF00X ,  4J002CF03X ,  4J002CF18W ,  4J002CF18X ,  4J002CF19W ,  4J002DE106 ,  4J002DE136 ,  4J002DE186 ,  4J002DE236 ,  4J002DJ006 ,  4J002DJ016 ,  4J002DJ046 ,  4J002DK006 ,  4J002FD206 ,  4J002GG02 ,  4J002GT00 ,  4J200AA02 ,  4J200AA04 ,  4J200AA05 ,  4J200BA02 ,  4J200BA10 ,  4J200BA14 ,  4J200EA04 ,  4J200EA05 ,  4J200EA09
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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