特許
J-GLOBAL ID:200903057647397880

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243125
公開番号(公開出願番号):特開平9-089093
出願日: 1995年09月21日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 クラッチツウクラッチパワーオンアップシフトにおいて、エンジンの過度の吹き上りを防止し、トルク受け渡し時の出力軸トルク落ち込みを低減する。【解決手段】 低速段側摩擦係合要素に滑りが発生したことを検出する手段と、摩擦係合要素の伝達トルク容量を制御する制御手段と、入力軸回転速度の吹き上り量を検出する手段と、前記低速段側摩擦係合要素の伝達トルク容量をステップ的に低下させる低下量を前記吹き上り量より学習する学習手段とを備え、低速段側摩擦係合要素に滑りが発生するまで、その伝達トルク容量を下げた後、更に前記学習された低下量によりステップ的に低下させ、一定時間保持する。
請求項(抜粋):
低速段側摩擦係合要素を解放すると共に、高速段側摩擦係合要素を係合して、クラッチツウクラッチパワーオンアップシフトを行う自動変速機の変速制御装置において、前記アップシフトの実行により、変速過程における前記低速段側摩擦係合要素に滑りが発生したことを検出する手段と、前記アップシフト実行のために低速段側摩擦係合要素の伝達トルク容量を低下させ、且つ、前記滑りが発生したと検出された後、更に該伝達トルク容量をステップ的に低下させ、その後、該伝達トルク容量を一定時間保持し、該一定時間経過後に前記高速段側摩擦係合要素の伝達トルク容量を上昇させ、同時に前記低速段側摩擦係合要素の伝達トルク容量を低下させる、制御手段と、前記低速段側摩擦係合要素の伝達トルク容量の保持後における前記自動変速機の入力軸回転速度の吹き上り量を検出する手段と、前記低速段側摩擦係合要素の伝達トルク容量の、前記ステップ的に低下させる低下量を、前記検出された吹き上り量が所望の値よりも大きい場合には小さい値に修正し、小さい場合には大きい値に修正すると共に、該修正した低下量を記憶する学習手段と、を備え、前記制御手段は、前記学習手段により記憶された低下量に基づき、前記低速段側摩擦係合要素の伝達トルク容量をステップ的に低下させることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:46 ,  F16H 59:48

前のページに戻る