特許
J-GLOBAL ID:200903057648950117

マルチプロセッサシステムにおけるプロセッサ間の負荷配分制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082279
公開番号(公開出願番号):特開平9-274608
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 局所的なCPU負荷を複数のプロセッサ間で最適に配分し、システムのスループット低下を回避する負荷配分制御方法を提供すること。【解決手段】 各計算プロセッサ2に常駐するプロセッサ管理手段11は、自計算プロセッサ2全体のCPU使用率と各プロセスのCPU使用率をシステム管理プロセッサ1で動作するシステム管理手段5に報告する。該報告を受けたシステム管理手段5は、各計算プロセッサ2内の負荷情報をCPU使用率管理テーブル10で管理し、この負荷状態がシステムパラメタで定義した上限値と下限値および過負荷値の範囲を超えた場合に、プロセッサ負荷管理機能7とプロセッサ選択機能8を用いて、CPU負荷が最適となるプロセッサにプロセスを動的に移動する。
請求項(抜粋):
一つのシステム管理プロセッサと複数の計算プロセッサが通信手段を介して接続されたマルチプロセッサシステムにおけるプロセッサ間の負荷配分制御方法であって、前記各計算プロセッサにおけるCPU負荷をシステム管理プロセッサで一元的に管理するとともに、計算プロセッサにおけるCPU使用率の上限値および下限値を予め設定しておき、CPU使用率が前記上限値を超えた状態または前記下限値未満の状態が一定期間継続した計算プロセッサを移動元プロセッサとし、前記システム管理プロセッサで管理している各計算プロセッサにおけるCPU負荷を参照して、前記移動元プロセッサが管理するプロセスのうちの一つを移動プロセスとして選択するとともに、該移動プロセスを受け入れた場合のCPU使用率が前記CPU使用率の上限値以下でかつ該上限値にできるだけ近いという条件を満たす計算プロセッサを移動先プロセッサとして選択し、前記選択された移動プロセスを前記移動元プロセッサから移動先プロセッサに移動するようにしたことを特徴とするマルチプロセッサシステムにおけるプロセッサ間の負荷配分制御方法。
IPC (2件):
G06F 15/16 380 ,  G06F 9/46 360
FI (2件):
G06F 15/16 380 Z ,  G06F 9/46 360 C

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