特許
J-GLOBAL ID：200903057655467235
溶接熱影響部靭性の優れた厚鋼板の製造方法
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
茶野木 立夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-335314
公開番号（公開出願番号）：特開平5-171341
出願日： 1991年12月18日
公開日（公表日）： 1993年07月09日
要約：
【要約】【目的】 本発明は粒内フェライト核としてのTiを含有する酸化物を均一多量に分散させることにより溶接熱影響部(HAZ)組織を微細化して優れたHAZ靭性を有する鋼の製造方法を提供する。【構成】 適切な成分範囲の鋼において、溶鋼中の酸素量を限定した上で、TiとMgを添加し、さらにCaを適切な条件で添加することにより凝固後の鋼材中に粒内フェライト核となり得るTiを含有する微細な酸化物を均一多量に分散させることができる。その結果、HAZの組織が微細化し、HAZ靭性が向上する。
請求項（抜粋）：
重量%で溶存酸素量が0.003〜0.020%の溶鋼中にTiとMgをそれぞれTi:0.010〜0.040%、Mg:0.001〜0.010%の範囲で添加し、その後15分以内にCaを0.005〜0.050%添加した後、凝固させ、C :0.02〜0.18%Si:0.5%以下Mn:0.8〜2.0%P :0.015%以下S :0.001〜0.01%Al:0.004%以下Nb:0.003〜0.060%N :0.002〜0.0060%Ti:0.005〜0.020%Mg:0.0001〜0.0010%Ca:0.0005〜0.0050%O :0.001〜0.006%残部が鉄及び不可避不純物からなる実質的にAlを含有しない鋳片を、1250°C以下の温度で再加熱後、鋼板を製造することを特徴とする溶接熱影響部靭性の優れた厚鋼板の製造方法。
IPC (5件)：
C22C 33/04
, C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/14
, C22C 38/58
