特許
J-GLOBAL ID:200903057658442349

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310920
公開番号(公開出願番号):特開平8-164712
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 湿潤路面での排水性を低下することなく、走行騒音防止特性に優れ、しかも乾燥路面での操縦安定性を向上する空気入りラジアルタイヤを提供する。【構成】 パタ-ンセンタ-に周方向に連続する陸部を設けると共に、該陸部の両側に、立設されたタイヤの正面視でタイヤの回転方向を下側とする時、下方から上方に向けて、末広がりに延設されてトレッド踏面部の端部に開口する傾斜溝を設けたタイヤであって、しかも、車両外側のトレッド踏面部に有る前記傾斜溝は、車両内側のトレッド踏面部に有る前記傾斜溝に比較して、赤道面に対する傾斜角を大きく、溝本数を多く、又溝の延在長さを短く設定される。更に、トレッド踏面部の両側区域では、前記傾斜溝が折曲されてラグ溝が形成され、該ラグ溝間に副ラグ溝が設けられる。又、隣接する前記傾斜溝に区画される陸部は分断溝で細分化される。更に好ましくは、車両内側のトレッド踏面部のネガティブ率は車両外側のトレッド踏面部に対し5%〜20%大きく設定される。
請求項(抜粋):
トレッド踏面部のパタ-ンセンタ-部分に、タイヤ周方向に連続する陸部が設けられるとともに、この陸部の両側に、パタ-ンセンタ-部分を始端としてタイヤ周方向の一方向に夫々の接地面端部に向かって相互に離隔する様に延在して、終端がトレッド踏面部端部に開口するも、前記始端がパタ-ンセンタ-には達しない夫々の傾斜溝がタイヤ周方向に複数設けられて成るタイヤであって、トレッド踏面部の中央区域において、前記パタ-ンセンタ-から一方側のトレッド踏面部に配置される傾斜溝のタイヤ赤道面に対する角度が、前記パタ-ンセンタ-から他方側のトレッド踏面部に配置される傾斜溝のタイヤ赤道面に対する角度より大きく、前記一方側のトレッド踏面部に配置される傾斜溝のタイヤ周上に占める総本数が前記他方側のトレッド踏面部に配置される傾斜溝の該総本数の1.5倍乃至2.5倍とされ、前記一方側のトレッド踏面部に配置される傾斜溝の前記始端から前記終端までの長さが前記他方側のトレッド踏面部に配置される傾斜溝の長さの1/2.5乃至1/1.5倍とされ、更に、トレッド踏面部の両側区域には、前記傾斜溝が接地面端部に近接する変曲部でタイヤ赤道面にほぼ直角に曲折して形成されたラグ溝が配置され、該ラグ溝がトレッド踏面部端部に開口されていることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (5件):
B60C 11/00 ,  B60C 3/04 ,  B60C 9/08 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/117
FI (2件):
B60C 11/04 G ,  B60C 11/08 A

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