特許
J-GLOBAL ID:200903057658968952

DCリンク並列共振形インバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010435
公開番号(公開出願番号):特開平7-222450
出願日: 1994年02月01日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 共振コイルに流れる電流を応答性良く検出し、共振スイッチを的確に制御することができるDCリンク並列共振形インバータを得る。【構成】 入力端子2,4間に印加される直流電圧を基に、平滑コンデンサ11、共振コイル12、共振コンデンサ13及び共振スイッチ14からなる共振回路によりインバータ回路15に入力印加するための共振電圧波形を生成する。共振コイル12の両端電圧の直流成分をハイパスフィルタで除去したのちこれを積分することで共振電流IL の交流成分を得る一方、インバータ出力電流IU ,IV,IW とインバータスイッチングパターンとにより算出した入力電流Iinからハイパスフィルタで直流成分を除去することで入力電流Iinの交流成分を得る。そして、得られたコイル電流IL の交流成分と入力電流Iinの交流成分との差が一定値となるように共振スイッチ14をオンオフ制御することにより、共振電圧波形を安定化する。
請求項(抜粋):
直流電圧が印加される一対の入力端子と、共振コイルと共振コンデンサと共振スイッチとから構成され、前記入力端子に印加された直流電圧を基に所定周波数の共振電圧波形を生成する共振回路と、前記共振電圧波形が印加される複数のスイッチング素子から構成され、該共振電圧波形がゼロの期間において該スイッチング素子を所定のパターンでスイッチングすることにより、前記共振コイルを流れる共振電流IL の一部を入力電流Iinとして3相交流のインバータ出力電流IU ,IV ,IW に変換するインバータ回路と、を備えたDCリンク並列共振形インバータであって、前記共振コイルの両端電圧から直流成分を除去する第1のハイパスフィルタと、この第1のハイパスフィルタの出力を積分して前記共振電流IL の交流成分を出力する積分回路と、前記インバータ出力電流のうちの任意の2つの相の電流を検出する検出センサと、検出された2つの相のインバータ出力電流と前記所定のスイッチングパターンを示す情報とを基に、前記入力電流Iinを算出する演算回路と、前記第1のハイパスフィルタと同一のカットオフ周波数特性を有し、前記演算回路の出力から直流成分を除去して入力電流Iinの交流成分を出力する第2のハイパスフィルタと、前記積分回路から出力された共振電流IL の交流成分と前記第2のハイパスフィルタから出力された入力電流Iinの交流成分との差が一定値となるように前記共振スイッチのオンオフを制御するスイッチング制御回路と、を具備することを特徴とするDCリンク並列共振形インバータ。
IPC (5件):
H02M 7/48 ,  B60L 3/00 ,  B60L 9/18 ,  H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63

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