特許

J-GLOBAL ID：200903057669801545

キャスターの制動機構

発明者： 浅井 清春
出願人/特許権者： ハンマーキャスター株式会社
代理人 (1件)： 辻本 一義
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-112876
公開番号（公開出願番号）：特開平5-310004
出願日： 1992年05月01日
公開日（公表日）： 1993年11月22日
要約：

【要約】【構成】 支軸1の下部に旋回自在に取り付けたフレーム2に、車輪3を回転自在に取り付け、支軸の下端に放射状切込溝4を形成した係合部5を設け、フレームの前方上部に操作ペダル6を取り付け、内部に回転制動体7を揺動自在に取り付けると共に、旋回制動体8を上下動自在に設け、ホイール3aの内周全面に係合歯9を設け、操作ペダルの軸支点aより下方にカム体10の一端を軸支し、カム体の他端を回転制動体の一端に軸支し、カム体の軸支点bが支軸点aとカム体の支軸点cを結ぶ直線Lの両側に移動可能にし、回転制動体の他端に設けた係合爪7dを係合歯の下方に配し、旋回制動体の下係合部8bを放射状切込溝の下方に配すると共に、上端部を回転制動体の係合爪側に連結している。【効果】 単輪式、双輪式の何れのキャスターにも簡単に実施できると共に、車輪の回転の制動が完全確実に行える。

請求項（抜粋）：

支軸1の下部に旋回自在に取り付けたフレーム2に、車輪3を回転自在に取り付けたキャスターにおいて、支軸1の下端に放射状切込溝4を形成した係合部5を設け、フレーム2の前方上部に操作ペダル6を取り付け、このフレーム2の内部に回転制動体7を揺動自在に取り付けると共に、旋回制動体8を上下動自在に設け、さらに車輪3のホイール3aの内周全面に係合歯9を設け、操作ペダル6のフレーム2との軸支点aより下方にカム体10の一端を軸支し、このカム体10の他端を回転制動体7の一端に軸支し、カム体10の一端の軸支点bが、支軸点aとカム体10の他端の支軸点cを結ぶ直線Lの両側に移動可能にし、回転制動体7の他端に設けた係合爪7dを係合歯9の下方に配し、旋回制動体8の下係合部8bを放射状切込溝4の下方に配すると共に、上端部を回転制動体7の係合爪7d側に連結したことを特徴とするキャスターの制動機構。