特許
J-GLOBAL ID:200903057672762879
段ボール箱の箱詰め装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大沼 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-290550
公開番号(公開出願番号):特開平5-112305
出願日: 1991年10月10日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 スナック菓子等の包装品を箱詰めするのに好適であり、段ボール箱のサイズ変更に対応して各部をアジャストできる汎用性を備えた段ボール箱の箱詰め装置。【構成】 エンドレスベルト3a,3aが段ボール箱Hを挟んでエレベータ4の中心と合致した位置に位置決め停止する。この過程で、一対のレール5,5が段ボール箱Hの移送方向両側の下部蓋片をそれぞれ外側に通し、傾斜部5aが段ボール箱Hの移送方向前側の下部蓋片を内方に折り曲げて載置案内し、移送方向後側の下部蓋片を載置案内する。製品載置板4aが段ボール箱Hの上端付近まで上昇しかつ一対の張出板4b,4bが箱内に張出した状態に停止し、被箱詰め品W,W・が載置されると下降して被箱詰め品W,W・を箱内に収容することを一回ないし数回行って箱内底部に位置したら、張出板4b,4bを縮めて下降復帰する。段ボール箱移送手段3が作動して引き込み側と反対方向に搬出移送を行う。
請求項(抜粋):
昇降自在な昇降台上に間隔中央を基準として接近離隔自在な一対の可動フレームが設けられ、該一対の可動フレーム上に、ベルト面が垂直になるように巻掛けられた一対または複数対のエンドレスベルトを巻掛けしてなるベルト挟持式の段ボール箱移送手段が設けられるとともに、昇降台上の可動フレーム間にエレベータが設けられ、さらに一対のレールが、各可動フレームに支持されて同側の前記エンドレスベルトの段ボール箱挟持面よりも若干内方に位置して段ボール箱の移送方向に延びていてかつ前記エレベータの製品載置板を挟むように立ち上がっているとともにレール上面が前記製品載置板の下降時の高さよりも若干高くなるように設けられてなる段ボール箱の箱詰め装置であって、前記段ボール箱移送手段は、エンドレスベルトにより、給送されてくる蓋片が上下に延びた縦角筒状に開いた段ボール箱を挟んでエレベータの中心と合致した位置に引き込み位置決め停止・箱詰め終了後に引き込み側と反対方向に搬出移送を行うように構成され、前記一対のレールは、段ボール箱の移送方向上流端が上流に向かって下降傾斜した傾斜部を有し、前記段ボール箱移送手段により前記段ボール箱が引き込まれるときに、該傾斜部が段ボール箱の移送方向前側の下部蓋片を内方に折り曲げて載置案内するとともに、段ボール箱の予め内方に折り曲げられて給送されてくる移送方向後側の下部蓋片を載置案内するように構成され、前記エレベータは、段ボール箱の移送方向前方と後方に張出自在な一対の張出板を前記製品載置板内に有して該製品載置板が突き上げロッドの上端に着脱自在に設けられ、かつ製品載置板が段ボール箱の移送方向前側の下部蓋片と後側の下部蓋片の間を通って上部蓋片の上端付近まで上昇し一対の張出板が箱内に張出した状態となって停止し、被箱詰め品が載置されると該製品載置板を下降して該被箱詰め品が箱内に収容することを一回ないし数回行って箱内底部に位置したら、張出板を縮めて下降復帰するように構成されていることを特徴とする段ボール箱の箱詰め装置。
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