特許

J-GLOBAL ID：200903057679002497

樹脂容器成形体およびその成形型

発明者： 内田 敏男 ,  尾関 寛
出願人/特許権者： 石塚硝子株式会社
代理人 (1件)： 菅原 正倫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-082015
公開番号（公開出願番号）：特開平10-249920
出願日： 1997年03月13日
公開日（公表日）： 1998年09月22日
要約：

【要約】【課題】 ペットボトルをブロー成形するプリフォームが、口部インサートと本体との接合により形成されるものにおいて、口部インサートと本体の接合強度を成形性を阻害することなく高め、またそれに適した成形型を提供する。【解決手段】 口部インサート21の内周面にその軸方向と平行に複数本の軸方向溝30が形成され、本体22の内層樹脂部31がその各溝30に入り込んで軸方向の凸条32を形成する。さらに内層樹脂部31の先端側部分が、口部インサート21の環状先端面23に回り込んでフランジ部33を形成する。このような軸方向に延びる凹凸接合及び先端に回り込んだフランジ部により、口部インサート21と本体22とは、その周方向においても軸方向においても一体性が強化され、かつ射出時の樹脂の流れもスムーズなものとなる。

請求項（抜粋）：

筒状をなし、非結晶樹脂からなる口部インサートと、その口部インサートとは異なる組成または特性の樹脂からなり、前記口部インサートの内周面に対し筒状の口部内層樹脂部において一体化された有底の本体とを備え、それら口部インサートの内周面と前記本体の口部内層樹脂部の外周面との間に、前記口部インサートの軸方向とほぼ平行に延びる溝と凸条の凹凸接合部が形成されていることを特徴とする樹脂容器成形体。