特許
J-GLOBAL ID:200903057697308293

不等沈下建物の修復方法及び修復に用いる持上部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-040138
公開番号(公開出願番号):特開平8-232284
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 基礎部の沈下により傾いた建物を、クレーンのような大型機械を使用することなく狭いスペースで容易に修復する修復方法及び修復に用いる持上部材を提供する。【構成】 建物1は、基礎部2と、該基礎部2上に備えた建物本体4とからなり、前記基礎部2に複数設けた挿通孔5に前記基礎部2を持ち上げるための持上手段6が作用する持上部材7を挿通し、持上手段6によって前記持上部材7を持ち上げることにより、該持上部材7を介して前記基礎部2を持ち上げ、該基礎部2を持ち上げることにより生じた基礎部2下方の隙間に時硬性のグラウト材13を流入する。
請求項(抜粋):
基礎部(2)と、該基礎部(2)上に備えた建物本体(4)とからなる建物(1)の基礎部(2)の沈下による傾きを修復する不等沈下建物の修復方法において、前記基礎部(2)に建物(1)の屋内外を連通する挿通孔(5)を複数設け、それぞれの前記挿通孔(5)に挿通し、前記基礎部(2)を持ち上げるための持上手段(6)が作用する持上部材(7)を備え、前記持上手段(6)によって前記持上部材(7)を持ち上げることにより、該持上部材(7)を介して前記挿通孔(5)部分で前記基礎部(2)を持ち上げ、該基礎部(2)を持ち上げることにより生じた基礎部(2)下方の隙間に時硬性のグラウト材(13)を流入することを特徴とする不等沈下建物の修復方法。

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