特許
J-GLOBAL ID:200903057699317532

セルロースエステルの製造からの有機酸の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-121156
公開番号(公開出願番号):特開平8-311101
出願日: 1996年05月16日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【課題】 セルロースエステルの製造から発生する有機酸の回収方法を提供する。【解決手段】 有機酸及び水を含む弱酸の流れから酸を取り出す工程、前記の弱酸の流れを溶媒抽出し、それにより塔頂流及びラフィネート流を形成させ、該ラフィネート流は溶媒、水及びアルコールを含み、該アルコールは溶媒抽出工程後の溶媒の加水分解により回収方法で生成するものである工程、該ラフィネート流を塔頂流及び塔底流に分離し、該塔頂流は、水、アルコール及び溶媒を含む工程、過剰の有機酸を該塔頂流へ加えてフィード流を形成する工程、イオン交換樹脂により該フィード流に触媒を作用させ、それにより一部のアルコールを溶媒にエステル化する工程並びに最後に述べた溶媒を回収方法に再循環する工程を含む。
請求項(抜粋):
セルロースエステルの製造から発生する有機酸の回収方法において、有機酸及び水を含む弱酸の流れの形であるセルロースエステルの製造から酸を取り出す工程、弱酸の流れを溶媒抽出し、それにより塔頂流及びラフィネート流を形成させ、該ラフィネート流は、溶媒、水及びアルコールを含み、該アルコールは、溶媒抽出工程後の溶媒の加水分解により回収方法で生成する工程、ラフィネート流を塔頂流及び塔底流に分離し、該塔頂流は、水、アルコール及び溶媒を含む工程、過剰の有機酸を塔頂流へ加えてフィード流を形成する工程、イオン交換樹脂によりフィード流に触媒作用を行い、それにより一部のアルコールを溶媒にエステル化する工程、並びに最後に述べた溶媒を回収方法に再循環する工程を含む方法。

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