特許

J-GLOBAL ID：200903057701114237

好気性硝化脱窒素方法

発明者： 遠矢 泰典
出願人/特許権者： 株式会社荏原総合研究所 ,  株式会社荏原製作所
代理人 (1件)： 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-256098
公開番号（公開出願番号）：特開平8-089993
出願日： 1994年09月27日
公開日（公表日）： 1996年04月09日
要約：

【要約】【目的】 汚濁源としてのし尿、その他の廃水から窒素を完全に除去し、上水取水源の富栄養化を防止することができる好気性硝化脱窒素方法を提供する。【構成】 汚水及び/又は汚泥を次の(a)〜(c)の工程で順次処理する好気性硝化脱窒素方法。(a)水素生産菌により水素を生成するとともに、硫酸塩還元菌により還元性硫化物を生成する水素発酵工程(2)、(b)水素発酵工程の発酵消化液、又は前記水素発酵工程で発生したガス8を水洗9した還元性硫化物を含有する水洗廃液10を導入した発酵消化液を好気性条件下で他栄養性硫黄細菌により完全硝化するとともに、生成した硝酸性窒素を脱窒素する好気性硝化脱窒素工程(4)、(c)好気性硝化脱窒素工程からの処理水に、水素発酵工程で発生した水洗した後のガス11を導入し、窒素化合物を更に完全脱窒素する水素還元工程(5)、

請求項（抜粋）：

汚水及び/又は汚泥を次の(a)〜(c)の工程で順次処理することを特徴とする好気性硝化脱窒素方法。(a)水素生産菌により水素を生成するとともに、硫酸塩還元菌により還元性硫化物を生成する水素発酵工程、(b)水素発酵工程の発酵消化液及び/又は前記水素発酵工程で発生したガスを水洗した還元性硫化物を含有する水洗廃液を導入した発酵消化液を好気性条件下で他栄養性硫黄細菌により完全硝化するとともに、生成した硝酸性窒素を脱窒素する好気性硝化脱窒素工程。(c)好気性硝化脱窒素工程からの処理水に、水素発酵工程で発生した水洗した後のガスを導入し、気体攪拌を行うとともに該ガス中に含まれる水素を水素供与体として窒素化合物を更に完全脱窒素する水素還元工程。

IPC (3件)：

C02F 3/34 101 ,  C02F 3/34 ZAB ,  C02F 11/02 ZAB