特許
J-GLOBAL ID:200903057710311282

ディジタル復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283886
公開番号(公開出願番号):特開平9-130443
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 短時間でキャリアおよびクロックの位相引込みを行ない安定したキャリアおよびクロックの位相同期制御を行なうディジタル復調装置を提供する。【解決手段】 入力端子801からのQAM変調信号は、A/D変換器802、直交検波回路803およびロールオフフィルタ804を介しサンプル値となり、等化回路805を介したのちシンボル判定回路807にてシンボル判定され、第2のクロック位相誤差検出回路106に供給される。第1のクロック位相誤差検出回路102は、サンプル値からクロック位相誤差を検出する。第2のクロック位相誤差検出回路106は、サンプル値およびシンボル判定の結果からクロック位相誤差を検出する。これらのクロック位相誤差は、切替回路103から同期判定回路101のキャリア位相同期判定結果に応じて選択出力され、VCO813にて生成されるクロックの周波数を制御するようにしたものである。
請求項(抜粋):
ディジタル変調された信号をクロックに応じたタイミングでサンプリングして量子化するサンプリング手段と、このサンプリング手段の出力から再生キャリアに基づいてキャリア成分を除去するキャリア除去手段と、このキャリア除去手段の出力からキャリア位相誤差を検出するキャリア位相誤差検出手段と、前記再生キャリアを生成し、当該再生キャリアの周波数を前記キャリア位相誤差に基づいて制御するキャリア再生手段と、複数の閾値にそれぞれ対応するシンボル値が予め設定され、前記キャリア除去手段の出力が前記複数の閾値のいずれに対応するか判別し、この判別結果に基づく前記シンボル値を出力するシンボル判定手段と、前記キャリア除去手段の出力からクロック位相誤差を検出し、第1のクロック位相誤差として出力する第1のクロック位相誤差検出手段と、前記キャリア除去手段の出力と前記シンボル判定手段の出力するシンボル値とからクロック位相誤差を検出し、第2のクロック位相誤差として出力する第2のクロック位相誤差検出手段と、前記キャリア位相誤差検出手段にて検出したキャリア位相誤差が所定の範囲内にあるか否かに応じて、キャリア位相の同期/非同期を判定する同期判定手段と、前記第1のクロック位相誤差および前記第2のクロック位相誤差が入力され、前記同期判定手段にて前記キャリア位相が非同期状態にあると判定された時には前記第1のクロック位相誤差を選択出力し、同期状態にあると判定された時には前記第2のクロック位相誤差を選択出力するクロック位相誤差切替手段と、このクロック位相誤差切替手段の出力するクロック位相誤差に応じた周波数のクロックを生成し、前記サンプリング手段に入力するクロック生成手段とを具備したことを特徴とするディジタル復調装置。
IPC (4件):
H04L 27/38 ,  H04L 7/00 ,  H04L 27/227 ,  H04L 27/22
FI (4件):
H04L 27/00 G ,  H04L 7/00 F ,  H04L 27/22 B ,  H04L 27/22 C

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