特許
J-GLOBAL ID:200903057713160242
2慣性ねじり振動系の速度制御におけるイナーシャ推定方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014371
公開番号(公開出願番号):特開平6-217578
出願日: 1993年02月01日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 運転中に負荷イナーシャが変動するような用途でもオンラインでのイナーシャ推定が可能となるようにした。【構成】 モータ速度指令nM*とモータ速度nMとの偏差を偏差部11で検出する。偏差部11の出力は速度制御アンプ12を介して加算部13に入力される。加算部13には負荷トルク推定オブザーバ15から負荷トルク推定値τLΛが与えられ、加算部1で両者が加算されて出力にモータ発生トルクτMを得る。このトルクτMは2慣性系モデル14に入力される。負荷トルク推定値τLΛはイナーシャ誤差推定部16に入力され、ここで演算されて、出力にイナーシャ誤差K-1を得る。
請求項(抜粋):
速度設定値とモータ速度との偏差を増幅する速度制御アンプと、この速度制御アンプの出力と負荷トルク推定オブザーバにより得られたトルク電流推定値を加算し、この加算出力が供給される電流制御系と、この電流制御系から出力されるトルク電流をトルク指令として、モータと負荷が弾性軸で結合されている2慣性ねじり振動系を制御する速度制御系において、負荷トルク推定値と負荷トルク相当値の偏差出力をモータと負荷の機械的時定数の和からなるモデル機械時定数を持つ積分要素に入力し、その出力に得られたオブザーバ速度推定値とモータ速度とを除算部で除算してイナーシャを推定することを特徴とする2慣性ねじり振動系の速度制御におけるイナーシャ推定方法。
引用特許:
前のページに戻る