特許
J-GLOBAL ID:200903057724758093

コンパクトディスクから被膜を除去する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-286809
公開番号(公開出願番号):特開平6-223416
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 コンパクトディスクの製造中にポリカーボネート基板に塗布される被膜を除去して、ポリカーボネートを再生利用する方法を提供する。【構成】 コンパクトディスクのポリカーボネート基板からラッカーおよびアルミニウム被膜を除去する方法であって、(a) コンパクトディスクのバッチをアルカリ溶液に浸漬する工程と、(b) アルカリ溶液を予め定められた温度に加熱する工程と、(c) 予め定められたエネルギー密度をもつ超音波エネルギーを加熱したアルカリ溶液に印加することにより、浸漬されたディスクを機械的に攪拌し、ラッカーおよびアルミニウム被膜を溶液中に溶解し、被膜を剥離したポリカーボネートディスクのみを残す工程と、(d) 被膜を剥離したポリカーボネートディスクを洗浄して、これから残存するアルカリ溶液を除去する工程と、(e) 洗浄したポリカーボネートディスクを乾燥する工程とを含むことを特徴とする。
請求項(抜粋):
コンパクトディスクのポリカーボネート基板からラッカーおよびアルミニウム被膜を除去する方法において、(a) コンパクトディスクのバッチをアルカリ溶液に浸漬する工程と、(b) 該アルカリ溶液を予め定められた温度に加熱する工程と、(c) 予め定められたエネルギー密度をもつ超音波エネルギーを該加熱したアルカリ溶液に印加することにより、該浸漬されたディスクを機械的に攪拌する工程と、ここで該アルカリ溶液は十分な濃度および温度をもち、かつ該ラッカーおよびアルミニウム被膜を該溶液中に溶解し、該被膜を剥離したポリカーボネートディスクのみを残すのに十分な時間、該攪拌されたディスクとの接触状態に維持される、(d) 該被膜を剥離したポリカーボネートディスクを洗浄して、該ディスクから残存するアルカリ溶液を除去する工程と、(e) 該洗浄したポリカーボネートディスクを乾燥する工程と、を含むことを特徴とする上記方法。

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