特許
J-GLOBAL ID:200903057726011793

構内情報通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-093071
公開番号(公開出願番号):特開平7-283823
出願日: 1994年04月06日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 親機と、複数の子機との間で光を伝送媒体として空間に発信された光情報信号を相互に光無線で交信する際、空間内での交信状態を監視する。【構成】 本発明に係わる構内情報通信システム1において、親機10と複数の子機30との間で光情報信号を相互に無線交信する際、とくに、空間内での交信状態が頻繁であるか又は閑散であるかを親機10内に設けた交信状態監視部22Aで判断して、交信状態監視部22Aの判断結果に基づいて交信状態が頻繁である時に親機10からパルス間隔が短い頻繁時のタイミング信号を子機30に向けて発信する一方、交信状態が閑散である時に親機10からパルス間隔が長い閑散時のタイミング信号を子機30に向けて発信して、これら頻繁時のタイミング信号又は閑散時のタイミング信号により子機30からの送信を許可している。
請求項(抜粋):
イーサネット環境下で電気的な情報信号を伝送するLANケーブルと必要に応じて接続され、且つ、変調した電気的な情報信号を発光素子を用いて光情報信号に変換してこの光情報信号を該発光素子から空間に発信する光発信手段と、前記空間に発信された光情報信号を受光素子を用いて光電変換した後に元の電気的な情報信号に復調する光受信手段と、該光発信手段及び該光受信手段を駆動する電源部とを備えた親機と、前記親機と前記空間内に従属して設けられ、且つ、変調した電気的な情報信号を発光素子を用いて光情報信号に変換してこの光情報信号を該発光素子から前記空間に発信する光発信手段と、前記空間に発信された光情報信号を受光素子を用いて光電変換した後に元の電気的な情報信号に復調する光受信手段と、該光発信手段及び該光受信手段を駆動する電源部とを備えた親機を備えた複数の子機と、前記子機と接続され、且つ、該子機との間で情報信号を相互に授受する端末機器と、前記親機と前記子機との間に必要に応じて設置され、且つ、該親機と該子機との無線交信を中継する中継機とを備えて、前記親機と前記子機側との間で前記LANケーブル側の情報信号又は前記端末機器側の情報信号を相互に光無線で交信する構内情報通信システムであって、前記親機側には、前記子機側からの光情報信号のキャリアの有無を検出するキャリア検出部と、前記キャリア検出部により前記キャリアが無い時に該キャリア無しの時間を監視して前記空間内での交信状態が頻繁であるか、又は閑散であるかを判断する交信状態監視部と、前記交信状態監視部により交信状態が頻繁であると検出された時に前記子機からの送信を許可するために頻繁時のタイミング信号を短い間隔で間欠的に発生させる一方、前記交信状態監視部により交信状態が閑散であると検出された時に前記子機からの送信を許可するために閑散時のタイミング信号を前記頻繁時のタイミング信号よりも長い間隔で発生させるタイミング信号発生部と、前記頻繁時のタイミング信号又は前記閑散時のタイミング信号を発信させる光発信手段とを備え、前記子機側には、該子機内の光受信手段を介して前記親機からの前記頻繁時のタイミング信号又は前記閑散時のタイミング信号の有無を検出するタイミング信号検出部と、前記親機への送信を希望し、且つ、前記頻繁時のタイミング信号又は前記閑散時のタイミング信号の有りを検出した時に光情報信号を発信させる光発信手段とを備えたことを特徴とする構内情報通信システム。
IPC (4件):
H04L 12/28 ,  H04B 10/105 ,  H04B 10/10 ,  H04B 10/22
FI (2件):
H04L 11/00 310 B ,  H04B 9/00 R
引用特許:
審査官引用 (2件)

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