特許
J-GLOBAL ID:200903057726357975

メッセージ紛失防止機能を有するメッセージ通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-177860
公開番号(公開出願番号):特開平6-022000
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 計算機と端末装置間で送受信されるメッセージの紛失を防止する。【構成】計算機1は、端末装置2にメッセージを送信すると共に、当該メッセージを計算機1のメッセージ記憶部7で記憶し、時間監視部5で監視時間を設定する。メッセージを受信した端末装置2は、受信メッセージに付加されている通番と端末装置2で管理している通番とが一致すれば処理を行い、処理の正常終了時、端末装置2では計算機1が付加してきた通番を付加した処理完了メッセージを計算機1に送信し、管理している期待通番に1を加えて、次の期待通番とする。計算機1は、記憶していたメッセージの通番と処理完了メッセージの通番が一致した場合は、送信時にセットした監視タイマのキャンセルを行い、記憶していたメッセージを廃棄する。
請求項(抜粋):
メッセージの送受信機能を備える計算機および端末装置でもって構成されるメッセージ通信システムには、前記メッセージに付加する通番を宛先ごとに管理する通番管理手段と、前記通番を付加したメッセージを前記計算機内に記憶させるメッセージ記憶手段と、前記端末装置と前記メッセージの送受信を行う通信処理手段と、前記通信処理手段の前記端末装置に対する通信制御上の監視時間を設定する時間監視手段と、前記端末装置から前記メッセージの前記通番を付された処理完了メッセージを受信し、前記処理完了メッセージの前記通番と前記記憶されている前記メッセージの前記通番とを比較し、両者の前記通番が一致した場合、前記メッセージ記憶手段に記憶されている前記メッセージを廃棄し、両者の前記通番が一致しないか、あるいは前記メッセージ記憶手段に記憶されている前記メッセージがない場合、前記処理完了メッセージを破棄するメッセージ処理手段と、を有する前記計算機と、前記計算機に対する前記メッセージを送受信する通信処理手段と、前記メッセージに付加される前記通番の期待値を管理する通番管理手段と、前記メッセージに付加されている前記通番と前記通番管理手段が管理している前記通番の期待値とを比較し、前記通番が一致する場合、前記メッセージを受理し、前記通番が一致しない場合、前記メッセージを破棄し、前記メッセージの前記通番を付加した前記処理完了メッセージを前記計算機に送信するメッセージ処理手段と、を有する前記端末装置と、を備えて、メッセージ通信を実行することを特徴とするメッセージ紛失防止機能を有するメッセージ通信システム。
IPC (2件):
H04L 29/08 ,  G06F 13/00 353
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-252752

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