特許
J-GLOBAL ID:200903057732657905

外科手術用ハンドピースのバヨネット式接続具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520814
公開番号(公開出願番号):特表平10-511759
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】第1及び第2の部材11、12の接続装置であり、その部材の各々が本体と、内面17を有する接続端部とを備え、第2の接続端部19が第1の接続端部16の内面17内に入り子式に嵌まる形状とされた外面20を有している。肩部21が第2の部材12に設けられ、溝22が第2の接続端部19の外面20に形成される。第1の接続端部16の内面17に設けられた持ち上がった瘤状部23が半径方向内方に伸長して溝22と係合する。エラストマーガスケット13が肩部21に当接する位置に配置され且つ第1の本体と第2の本体との間で圧縮される。溝22内の係合樋状部24がガスケット13の圧縮力により瘤状部が溝22に接する状態にて第1の接続端部16を肩部21に対し保持する。溝22に沿って且つ係合樋状部24を超える位置に配置された溝22内の割り出し樋状部25は、瘤状部が完全に従動し且つガスケット13を僅かに圧縮して、係合樋状部24を超える位置まで回転したことをユーザに対し触覚的に表示することを可能にする。医療装置の部材11、12を流体密に連結する方法は、端部を入り子式に嵌めることにより、その端部により第1及び第2の部材11、12を接続するステップを含む。溝22をカム14として作用させるように溝22を配置するステップと、溝22と係合しこの持ち上がった瘤状部23をカム14の従動子として作用させ得るように該持ち上がった瘤状部23を第1の接続端部16の内面17上に配置するステップとを含む。ガスケット13のシールをエラストマー材料で製造する一方で、第1の接続端部16と肩部21との間にてガスケット13のシールを圧縮するステップを含む。係合樋状部24を溝22内に配置し、第1及び第2の接続端部19を互いに保持するステップを含む。割り出し樋状部25を溝22内に配置し、瘤状部を係合樋状部24を経て強制的に回転させたとき、この瘤状部が第1の端部をガスケット13に対し更に圧縮するステップを含む。
請求項(抜粋):
医療装置の部材11、12を流体密に連結する接続装置にして、 第1の本体15及び第1の接続端部16を有する第1の部材11であって、第1の接続端部16が内面17を有する前記第1の部材11、 第2の本体18及び第2の接続端部19を有する第2の部材12であって、第2の接続端部19が第1の接続端部16の内面17内に入り子式に嵌まり得る形状とされた外面20を有する第2の部材12、 該第2の部材12に設けられた肩部21、 前記第2の接続端部19の前記外面20に形成された溝22、 前記第1の接続端部16の内面17に設けられた材料の持ち上がった瘤状部23であって、溝22と係合するように半径方向内方に配置された前記持ち上がった瘤状部23、 前記肩部21に当接する位置に配置され且つ前記第1の本体15と前記第2の本体18との間に圧縮されたガスケット13であって、エラストマー材料で出来た前記ガスケット13、 前記溝22内の係合樋状部24であって、前記第1の接続端部16を前記第2の接続端部19に対し適正に保持し得るように前記溝22に沿って配置され、前記ガスケット13の圧縮力により、前記瘤状部を前記溝22に対し安定状態に保持し得る形状とされた前記係合樋状部24、 前記溝22内の割り出し樋状部25であって、前記溝22に沿って且つ前記係合樋状部24を超える位置に配置され、前記第1の接続端部16を前記肩部21に対し更に押し付けることにより、前記ガスケット13への圧縮力を増大させる仕方にて前記瘤状部が前記割り出し樋状部25に従動することを許容する形状とされた前記割り出し樋状部25、を備える接続装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭54-025645

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