特許

J-GLOBAL ID：200903057733769669

一成分現像装置

発明者： 渡辺 正信 ,  菅野 誠 ,  藤田 徹也 ,  広田 真 ,  稲葉 繁
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (1件)： 宮川 清 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-141100
公開番号（公開出願番号）：特開平5-165315
出願日： 1992年05月07日
公開日（公表日）： 1993年07月02日
要約：

【要約】【目的】 現像バイアス電圧による電界内で電荷を有する粉状現像剤を飛翔させ、静電電位の差による潜像を可視化する一成分現像装置において、現像バイアス電圧下の放電および現像剤担持体表面における電荷の不均等な残留を防止するとともに、現像剤を充分に帯電させ、欠陥のない高品質の画像を得る。【構成】 静電潜像保持体2に対向して設けられ、現像剤を表面に付着して搬送する現像剤担持体6が、その基材6aの表面に、高い電気抵抗を有する半導電性樹脂からなる高抵抗層6bと、その上に積層され、高抵抗層よりも電気抵抗率の小さい表面層6cとを有するものとする。上記高抵抗層6bにより、静電潜像保持体2との間の放電が防止され、表面層6cは導電性カーボン・金属粉等を多く含むとともに抵抗値が小さく、現像剤への充分な電荷の付与および不均等な電荷の残留防止が可能となる。

請求項（抜粋）：

静電潜像保持体に対向して設けられ現像剤を表面に付着して搬送する現像剤担持体と、この現像剤担持体に圧接され現像剤担持体表面に付着する現像剤量を規制して薄層化する現像剤規制部材とを備え、前記現像剤担持体と前記静電潜像保持体とが近接して対向する現像領域に形成された電界内で、前記現像剤担持体上の電荷を有する現像剤を前記静電潜像保持体上の静電潜像に付着させて可視化する一成分現像装置において、前記現像剤担持体が、導電性材料からなる基材と、この基材の前記静電潜像保持体と対向する表面上に形成され、高い電気抵抗を有する半導電性樹脂からなる高抵抗層と、この高抵抗層の上に積層され、前記高抵抗層よりも電気抵抗率の小さい表面層とを有することを特徴とする一成分現像装置。