特許
J-GLOBAL ID:200903057734482827

再帰性反射シート及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鮫島 武信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-335286
公開番号(公開出願番号):特開平6-160615
出願日: 1992年11月19日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 再帰性反射部に阻害されることなく、光の充分な透過を可能とし蛍光性或いは蓄光性を有する発光層10の発光能力を向上する。【構成】 透明な素材によって、シート状の固着層4を形成し、この透明な固着層4表面に、略下半球に金属蒸着がなされた複数の透明球2のほぼ下半球を埋め込むと共に、このような透明球2が全く配設されない部分40を設ける。上記固着層4の表面側に透明のカバーフィルム1を覆い、固着層4の裏面から熱エンボスを行うことにより、固着層4表面の一部を隆起させ、且つこの隆起した部分を接合部50として、その頂部と上記カバーフィルム1の裏面との接合を行う。更に固着層4の裏面に、受けた光により発光する蛍光性物質と、受けた光を蓄え周囲が暗くなったときに発光することが可能な蓄光性発光物質のうち少なくとも何れか一方の物質により、発光する層10a,10bを形成する。
請求項(抜粋):
複数の透明球(2) と、この複数の透明球(2) を保持する固着層(4) と、この固着層(4) 表面に配されることにより上記複数の透明球(2) を覆う透明のカバーフィルム(1) と、受けた光により発光する蛍光性物質と受けた光を蓄え周囲が暗くなったときに発光することが可能な蓄光性発光物質のうち少なくとも何れか一方の物質により形成された発光層(10)とを有してなり、上記透明球(2) の略下半球表面には、略上半球から球内に進入した光を球外へ反射する反射層(3) が設けられ、上記固着層(4) は、自身が透明であると共に上記複数の透明球(2) を平面状に配列して個々の透明球(2) のほぼ下半球を保持することが可能なるものであり、更に固着層(4) 表面には、透光部(40)と、接合部(50)とが形成されてなり、この透光部(40)は、透明球(2) を持たずカバーフィルム(1) 表面から進入してきた光を固着層(4) 裏面まで透過するものであり、他方接合部(50)は、上記カバーフィルム(1) の裏面適宜位置と接合されカバーフィルム(1) を保持するものであり、上記発光層(10)は、固着層(4) 裏面に形成されるものであり、発光層(10)からの光を透光部(40)から固着層(4) 表面外部へ放出することが可能なるものであることを特徴とする再帰性反射シート。
IPC (2件):
G02B 5/128 ,  B32B 7/02 103
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第3081667号

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