特許
J-GLOBAL ID:200903057736616448
筒体検査機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 三彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269108
公開番号(公開出願番号):特開平8-128960
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 筒体の内面の損傷部の有無を正確に判定する。【構成】 方向性を有する多数の螺旋条痕が形成された筒体の内面における損傷部の有無を判定するものであって、筒体の内部を長手方向へ相対移動して筒体の内面全周を撮像する撮像手段5と、該撮像手段5から転送される円形領域画像信号aを展開処理する画像入力部6と、該画像入力部6で展開処理された画像信号bを画像処理する画像処理部7とを備える。【効果】 機械加工により形成された螺旋条痕と損傷部との識別が困難な場合でも、損傷部の有無を正確に判定できる。また、螺旋条痕の形状の変化等に影響されずに、螺旋条痕の方向成分のみをマスクできるので、螺旋条痕と損傷部とを誤認することがない。
請求項(抜粋):
方向性を有する多数の螺旋条痕が形成された筒体の内面における損傷部の有無を判定する筒体検査機であって、前記筒体内を長手方向へ相対移動して前記筒体の内面全周を撮像する撮像手段と、該撮像手段から転送される画像信号を入力処理する画像入力部と、該画像入力部からの画像を検出処理して前記損傷部を抽出する画像処理部とを有し、前記画像処理部は、前記画像入力部で入力処理された画像信号を入力画像として取り込む手段と、該入力画像を2次元フーリエ変換する手段と、該2次元フーリエ変換された入力画像のパワースペクトルを算出する手段と、該パワースペクトルの方向成分のピーク値を算出すると共にピーク値を中心とした所定領域を消去するためのマスク画像を作成する手段と、前記2次元フーリエ変換された入力画像とマスク画像とを合成することにより前記ピーク値近傍のパワースペクトルを消去した合成画像を作成する手段と、該合成画像を2次元フーリエ逆変換すると共に2次元フーリエ逆変換された画像信号に基づいて損傷部を抽出する手段とを備えたことを特徴とする筒体検査機。
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