特許
J-GLOBAL ID:200903057753956082

グラウトの注入管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-025719
公開番号(公開出願番号):特開2000-220132
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】設備コストの低減を図りながらも、水ガラスについて十分な密度管理を行う。【解決手段】水ガラス希釈タンク5および硬化材調製タンク8からなる一つのグラウト調製設備に対して、たとえば4つの注入管30,30...が用意され、これらに対して組となって設けられたグラウト圧送系により注入管30,30...に対して、水ガラス水溶液G1および硬化材溶液G2が送液される。グラウト調製設備5,8の出側であって注入ポンプ20A〜20Dに向かって分岐する前の位置に設けられた水ガラス水溶液G1の密度を検出する一つの水ガラス密度計10と、一つの主演算処理装置51と、この主演算処理装置51からの注入作業指令を受けて対応する注入ポンプ20A〜20Dに個別に送液開始および停止信号を出力し、かつ注入状態個別記録部からの信号および水ガラス密度計10からの信号を受けて主演算処理装置51に与える一つの総括管理装置53とを備える。
請求項(抜粋):
水ガラス原液を水で希釈した水ガラス水溶液と硬化材とを、地盤中に挿入設置した注入管の手前または管内で合流させて、水ガラス系グラウトを地盤中に注入する設備を管理する装置において、(1)水ガラス原液を水で希釈して水ガラス水溶液を得るとともに硬化材を溶液化する、複数本の注入管に対する複数の注入系統に対して一つのグラウト調製設備が備えられ、このグラウト調製設備からの水ガラス水溶液と硬化材溶液とがそれぞれ、注入系統数に対応した台数で設けられた注入ポンプにより前記注入管群に対して水ガラス水溶液および硬化材を個別流路を通してそれぞれ圧送されるように構成され、(2)前記グラウト調製設備の出側であって前記注入ポンプに向かって分岐する前の位置に設けられた水ガラス水溶液の密度を検出する一つの水ガラス密度計と、一つの主演算処理装置と、この主演算処理装置からの注入作業指令を受けて対応する注入ポンプに送液開始および停止信号を出力し、かつ注入状態個別記録部からの信号および前記水ガラス密度計からの信号を受けて前記主演算処理装置に与える一つの総括管理装置とを備え、(3)前記注入状態個別記録部は、前記注入系統数に対応した組数で設けられており、これらの組において、前記注入ポンプの出側の水ガラスの流路に設けられた水ガラス流量・圧力測定器と、この流量・圧力測定器からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、このA/D変換器からのデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器と、このD/A変換器からのアナログ信号をチャート記録紙上に流量および圧力を記録する流量・圧力記録計と、前記A/D変換器からの流量および圧力信号を表示する表示器とをそれぞれ有し、(4)前記主演算処理装置は、前記水ガラス密度計からの信号と、注入状態個別記録部からの流量および圧力信号とを受けて作業日報データを作成するようにした、ことを特徴とするグラウトの注入管理装置。
IPC (4件):
E02D 3/12 101 ,  C09K 17/10 ,  C09K 17/12 ,  C09K103:00
FI (3件):
E02D 3/12 101 ,  C09K 17/10 P ,  C09K 17/12 P
Fターム (10件):
2D040AB01 ,  2D040CA01 ,  2D040CA02 ,  2D040CB03 ,  2D040CD02 ,  2D040CD04 ,  2D040CD06 ,  2D040CD08 ,  4H026CA03 ,  4H026CB03

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