特許
J-GLOBAL ID:200903057760993155

ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-060459
公開番号(公開出願番号):特開2006-239829
出願日: 2005年03月04日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】ドリルにおいて切削油剤による切削点近傍の冷却効果及び潤滑効果を高めて切刃の刃先及びすくい面の摩耗を改善する。【解決手段】本ドリルは、その先端逃げ面6に油穴10が開口するとともに、前記油穴10の開口部10aから前記開口部10aの回転方向K前方側直近に位置する切刃4に向かって延び、且つ、前記切刃4を切り欠くことにより切屑排出溝3に開口する少なくとも1条の凹溝状の流路11a、11bが形成されてなる。切刃4の刃先及び刃先近傍のすくい面5では、前記流路11a、11bにより十分な量の切削油剤が確実に供給されて、切削油剤による冷却効果及び潤滑効果が大幅に高められるため、前記刃先及び前記すくい面5の摩耗がおさえられてドリルの工具寿命が大幅に改善する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
軸心(CL)まわりに回転するドリル本体の外周面に前記軸心(CL)を挟んで一対の切屑排出溝が形成されるとともに、前記切屑排出溝と前記ドリル本体の先端の先端逃げ面との交差稜線部に一対の切刃が形成され、前記ドリル本体の後端面から先端側に向けて切削油剤を供給するための油穴が形成されたドリルにおいて、 各々の前記先端逃げ面には前記油穴が開口するとともに、前記油穴の開口部からこの開口部の回転方向(K)前方側に位置する切刃に向かって延び、且つ、前記切刃を切り欠くことにより前記切屑排出溝に開口する少なくとも1条の凹溝状の流路が形成されていることを特徴とするドリル。
IPC (1件):
B23B 51/06
FI (1件):
B23B51/06 D
Fターム (1件):
3C037DD07
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 油穴付切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-245982   出願人:三菱マテリアル株式会社, 日産自動車株式会社
  • 穴明け工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-202291   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • 冷却潤滑剤通路を有するドリル
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-506271   出願人:ケンナメタルヘルテルアクチェンゲゼルシャフトウェルクツォイゲウントハルトシュトッフェ
審査官引用 (2件)

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