特許
J-GLOBAL ID:200903057761054110

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-080480
公開番号(公開出願番号):特開平7-285360
出願日: 1994年04月19日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 クラッチツウクラッチ変速が行われる自動変速機において、変速期間の前半のトルク相で発生するエンジンの吹き上がりや自動変速機のタイアップを解消する変速制御装置を提供する。【構成】 油圧補正手段140により、3-4変速期間の前半のトルク相で発生するタイアップやエンジンの吹き上がりが解消されるようにブレーキB1の油圧PB1の立ち上がり曲線が補正されるので、通常は、エンジン出力増加手段142やエンジン出力低下手段144によるエンジン出力増加や低下制御を要することなくタイアップやエンジンの吹き上がりの発生が防止される。油圧補正手段140による油圧補正が限界となったときは、エンジン出力増加手段142やエンジン出力低下手段144により、次回の3-4変速作動では予めエンジンの出力が増加或いは減少させられる。
請求項(抜粋):
2つの摩擦係合装置のうちの一方を解放し他方を係合することにより変速を行う車両用自動変速機の変速制御装置であって、前記2つの摩擦係合装置の解放および係合作動が行われる変速過程でのタイアップを検出するタイアップ検出手段と、前記タイアップが解消されるように前記2つの摩擦係合装置の少なくとも一方の油圧の立ち上がり或いは低下状態を補正する油圧補正手段と、該油圧補正手段による油圧の補正に拘わらず前記タイアップ検出手段によりタイアップが検出されたときには、前記2つの摩擦係合装置の解放および係合作動が実行される次回の変速作動では予めエンジンの出力を増加させるエンジン出力増加手段とを含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
B60K 41/06 ,  F16H 61/14 ,  F16H 59:16

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