特許
J-GLOBAL ID:200903057762054580

フォーカスサーボ装置及びフォーカスサーボ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104904
公開番号(公開出願番号):特開平10-302272
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 ディスクドライバの姿勢差、二軸ドライバの感度のばらつき、及びディスクの層間距離のばらつきなどの要因に関わらず、常に安定で確実なフォーカスジャンプ制御が行われるようにする。【解決手段】 目的の信号層に対する合焦状態が得られる0クロス時点とその直前の0クロス時点間のフォーカスエラー信号波形から対物レンズの移動速度を求めて、この移動速度に応じた制御動作モード(適正モード、強制ループオンモード、ブレーキ信号追加モード)を選択して実行することで、対物レンズが目的の信号層に対応するフォーカス引き込み可能範囲から離脱しないような適正速度となるように制御しながらフォーカス引き込み制御を実行することが可能になる。
請求項(抜粋):
複数の信号層を有するディスク状記録媒体に対応するフォーカスサーボ制御として、光ビームを出力する対物レンズの位置について、これまでの信号層から他の目的の信号層に対して合焦するようにフォーカス引き込み制御を実行可能なフォーカスサーボ装置として、所定レベルによる移送制御信号を所定タイミングで出力することにより、上記対物レンズを上記目的の信号層のフォーカス引き込み可能範囲に到達できるように移送させる移送制御手段と、上記目的の信号層に対して合焦状態にあることを示す0クロス時点より以前の所定タイミングにおけるフォーカスエラー信号波形に基づいて、上記移送制御手段の駆動制御によって移動状態にあるとされる対物レンズの移動速度を検出する速度検出手段と、上記速度検出手段の検出結果に基づいて、上記対物レンズの速度が適正範囲内にあると判別した場合には、上記0クロス時点に対応する所定タイミングでフォーカスサーボループを閉じると共に上記移送制御信号を停止させる制御を実行し、上記対物レンズの速度が適正範囲よりも遅いと判別した場合には、上記0クロス時点より以前における所定時点から所定時間経過したとされるタイミングでフォーカスサーボループを閉じると共に上記移送制御信号を停止させる制御を実行し、上記対物レンズの速度が適正範囲よりも速いと判別した場合には、上記0クロス時点に対応する所定タイミングでフォーカスサーボループを閉じると共に、上記移送制御信号として対物レンズを減速させるための所定レベルの制御信号を所定期間出力するように構成されたフォーカス引き込み制御手段と、を備えていることを特徴とするフォーカスサーボ装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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