特許
J-GLOBAL ID:200903057764431275
通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-014129
公開番号(公開出願番号):特開平8-204709
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 故障診断テスタと複数の電子制御装置とを通信路を介して接続した通信システムにおいて、自らよりも優先順位の高いスレーブ装置がマスタ装置に対して応答メッセージの送信を完了した後、迅速に自らの応答メッセージの送信を開始する。【構成】 各電子制御装置は、応答メッセージを送信するとき、複数のデータバイトを第1所定時間(P1A)の間隔を空けて送信し、最終データバイトの送信後、第2所定時間(P1B)の間隔を空けてチェックサムバイト(CS)を送信する。これによって各制御装置は、自らよりも優先順位の高い電子制御装置からいつCSが送信されたか、すなわちいつ応答メッセージの送信が完了したかを識別できるので、この識別後、迅速に自らの応答メッセージを送信することができる。
請求項(抜粋):
マスタ装置と複数のスレーブ装置とを通信路を介して接続し、前記マスタ装置は、前記複数のスレーブ装置に対して同時に、所定の処理の実行を要求する要求メッセージを送信し、前記複数のスレーブ装置は、前記要求メッセージを受信して前記処理を実行するとともに、この実行結果を応答メッセージとして、優先順位の高いスレーブ装置から順に前記マスタ装置に送信する通信システムにおいて、前記応答メッセージは、前記実行結果を示す複数のデータバイトと、この複数のデータバイトのうちの最終データバイトの後に付加されたチェックサムバイトとから構成され、前記各スレーブ装置は、前記応答メッセージを前記マスタ装置に送信する際に、前記複数のデータバイトのうちの任意のデータバイトの送信完了から第1所定時間後に次のデータバイトの送信を開始し、前記最終データバイトの送信完了から、前記第1所定時間とは異なる第2所定時間後に前記チェックサムバイトの送信を開始するように構成されたことを特徴とする通信システム。
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