特許

J-GLOBAL ID：200903057767103791

移動体通信システム、データ伝送方法及び移動通信端末

発明者： 宇佐美 真也 ,  小田 高司 ,  慶林坊 久 ,  小和口 智
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 桂木 雄二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-351961
公開番号（公開出願番号）：特開平10-174135
出願日： 1996年12月11日
公開日（公表日）： 1998年06月26日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】電力消費を低減できる双方向通信可能な移動通信端末及び効率及び信頼性を向上させるデータ伝送方法を提供する。【解決手段】 移動通信端末が広域エリア圏内にある場合には広域選択呼出システムから起動信号を受信した時に送受信部を起動して応答信号を送信する。広域エリア圏外である場合には送受信部を起動して広域エリア圏外にあることを示す端末情報を送信し、更に、自機宛のメッセージが蓄積されているか否かの問い合わせ信号を双方向通信システムを利用して制御局へ予め定められた時間間隔で送信する。制御局は、移動通信端末が広域エリア圏内に存在する場合には起動信号を移動通信端末へ送信し、応答信号を受信した時には問い合わせ信号に応じて当該移動通信端末宛のメッセージを送信し、移動通信端末が広域エリア圏外に存在する場合には起動信号を送信することなく移動通信端末からの問い合わせ信号に応じて前記メッセージを移動通信端末へ送信する。

請求項（抜粋）：

広域単方向通信エリアを形成する広域基地局と、セル状の双方向通信エリアを形成する複数のセル基地局と、移動通信端末と、前記広域基地局と前記複数のセル基地局とを制御する制御局と、からなる移動体通信システムにおいて、前記移動通信端末は、前記広域基地局からの無線信号を受信するための受信手段と、前記移動通信端末が存在する双方向通信エリアを形成する第1セル基地局との間で双方向通信を行うための送受信手段と、前記広域基地局からの無線信号が受信可能か否かを判定する判定手段と、前記広域基地局からの無線信号が受信可能であると判定された場合には前記広域基地局から起動信号を受信した時に前記送受信手段を起動して前記起動信号に対する応答信号を前記第1セル基地局へ送信し、前記広域基地局からの無線信号が受信不可能であると判定された場合には前記送受信手段を起動して広域単方向通信エリア圏外を示す端末情報を前記第1セル基地局へ送信し、更に、自機宛のメッセージが蓄積されているか否かの問い合わせ信号を前記第1セル基地局を通して前記制御局へ予め定められた時間間隔で送信し、前記メッセージが蓄積されている場合には前記メッセージを前記第1セル基地局を通して受信する通信制御手段と、からなり、前記制御局は、前記移動通信端末宛のメッセージを格納する記憶手段と、前記移動通信端末が前記広域単方向通信エリア圏内に存在する場合には前記起動信号を前記広域基地局を通して前記移動通信端末へ送信する起動信号送信制御手段と、前記応答信号を前記第1セル基地局を通して前記移動通信端末から受信した時には前記移動通信端末からの前記問い合わせ信号に応じて前記記憶手段に格納されたメッセージを前記第1セル基地局を通して前記移動通信端末へ送信し、前記移動通信端末が前記広域単方向通信エリア圏外に存在する場合には前記起動信号を送信することなく前記移動通信端末からの前記問い合わせ信号に応じて前記記憶手段に格納されたメッセージを前記第1セル基地局を通して前記移動通信端末へ送信する伝送制御手段と、からなる、ことを特徴とする移動体通信システム。

IPC (5件)：

H04Q 7/06 ,  H04Q 7/08 ,  H04Q 7/12 ,  H04Q 7/18 ,  H04Q 7/36

FI (3件)：

H04B 7/26 103 A ,  H04B 7/26 103 M ,  H04B 7/26 104 A