特許
J-GLOBAL ID:200903057768543760
改変された糖タンパク質を生成するための方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山本 秀策
, 安村 高明
, 森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-506194
公開番号(公開出願番号):特表2004-501642
出願日: 2001年06月27日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
ヒトにおける糖タンパク質のプロセシングを模倣する一連の酵素反応を細胞に実行させる遺伝的に改変されたグリコシル化経路を有する細胞株が開発された。これらの操作された宿主において発現される組換えタンパク質は、ヒトの対応物に実質的に同一でない場合、より類似した糖タンパク質を得た。単細胞および多細胞の真菌を含む、N-グリカン含有の高マンノースを通常生成する下等真核生物は、Man5GlcAc2のようなN-グリカンまたはヒトグリコシル化経路に沿った他の構造を生成するために改変される。これは、以下の操作および/または選択の組み合わせを使用して達成される:真菌糖タンパク質の所望でない複合体構造の特徴を生成する特定の酵素を発現しない系統、活性が所望される場合に真菌中に存在する条件下で最適な活性を有するかまたは最適な活性が達成される場合に細胞小器官を標的化するかであるように選択される外因性酵素を発現する系統。
請求項(抜粋):
糖タンパク質上のN-グリカンに対して1,6マンノシルトランスフェラーゼ活性を示さない下等真核生物宿主細胞において、ヒト様糖タンパク質を生成するための方法であって、該方法は、Man5GlcNAc2炭水化物構造の生成のための1以上の酵素を該宿主細胞に導入する工程を包含し、ここで、インビボでGnT1の基質として働き得る少なくとも30%のMan5GlcNAc2が該宿主細胞内で生成される、方法。
IPC (8件):
C12N15/09
, A61P29/00
, A61P37/00
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/10
, C12P21/02
FI (9件):
C12N15/00 A
, A61P29/00
, A61P37/00
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12P21/02 C
, C12N5/00 A
, A61K37/02
Fターム (23件):
4B024AA01
, 4B024BA80
, 4B024CA02
, 4B024CA04
, 4B024DA12
, 4B024EA04
, 4B024HA01
, 4B064AG01
, 4B064CA06
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B065AA77X
, 4B065AA93Y
, 4B065AB01
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084AA06
, 4C084AA07
, 4C084BA44
, 4C084DA01
, 4C084ZB072
, 4C084ZB112
引用文献:
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