特許
J-GLOBAL ID:200903057769185957

磁気ディスク装置、それに用いられる位置検出方法及びサーボパターン書き込み方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-106856
公開番号(公開出願番号):特開平9-293342
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 MRヘッドを用いた磁気ディスク装置において、任意の位置で精度の良い位置誤差信号が得られるようなサーボパターンを提供する。【解決手段】 データサーボパターンを図1に示すような構成とし、4個のサーボバーストA2,B3,C4,D5の半径方向幅をデータトラックピッチの2/3とし、各サーボバーストを半径方向にデータトラックピッチの1/3ずつずらして配置する。各サーボバースト出力振幅の差信号である位置誤差信号(A-B)、(C-D)をヘッド位置に応じて切り替えることにより、位置誤差信号による不感帯をなくし連続した線形領域で使用できるようにする。
請求項(抜粋):
磁性面を有し回転のためスピンドル上に支持された磁気ディスクと、前記磁気ディスクの表面に対して移動可能な少なくとも一つの磁気ヘッドと、前記スピンドルを駆動するスピンドルモータと、前記磁気ヘッドを支持し、前記ヘッドをディスク面に沿って移動させるように動作するヘッド支持機構と、前記ヘッド支持機構を動かすためのアクチュエータと、前記磁気ディスク面に記録されたサーボ情報を前記磁気ヘッドで読み出して、前記アクチュエータを制御することにより前記磁気ヘッドの位置を目的の位置に移動させ、目的の位置に保持するサーボシステムとを含む磁気ディスク装置において、前記サーボ情報はヘッドの概略位置を示す粗位置情報と、精密位置情報とを含み、前記精密位置情報は4つの位置情報パターンA,B,C,Dからなり、各位置情報パターンは少なくとも2つの磁化反転を含みトラック方向に順に記録されており、トラック横断方向の記録幅がデータトラックピッチのおよそ2/3であり、各位置情報パターンはトラック横断方向にデータトラックピッチのおよそ2/3の幅を持つイレーズ部分すなわち磁化反転のない部分を挟んでデータトラックピッチの4/3毎に繰り返すように配置されており、前記A,B,C,Dの4つの位置情報はトラック横断方向に互いにデータトラックピッチの1/3倍または2/3倍または等倍ずれた位置に記録されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
IPC (2件):
G11B 21/10 ,  G11B 5/39
FI (2件):
G11B 21/10 E ,  G11B 5/39
引用特許:
審査官引用 (1件)

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