特許
J-GLOBAL ID:200903057769335940

バルブを有するロ-タリスチ-ムジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澁谷 啓朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-155756
公開番号(公開出願番号):特開2000-000903
出願日: 1999年06月02日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】復水を効果的に除去するロータリスチームジョイントを提供する。【解決手段】蒸気加熱式段ロールのスタブシャフト33にバルブスリーブ50を軸方向にスライド可能に嵌め付ける。バルブスリーブ50のスライド移動により、スタブシャフト33に周方向に間隔を有して複数形成した復水排出路48の一部開放と全部開放とを選択的に行う。
請求項(抜粋):
円筒状外壁と、この円筒状外壁の両端に設けられた囲み用の一対の端壁と、前記円筒状外壁とともに回転するように前記一対の端壁に取り付けられてこの円筒状外壁を支えるロールシャフトと、ほぼ軸方向にかつ互いに平行に延びるように前記円筒状外壁に形成された両端開口の一連の蒸気通路と、この蒸気通路の一端開口部と連通するように一端位置に形成された環状の蒸気ヘッド及び前記蒸気通路の他端開口部と連通するように他端位置に形成された環状の復水ヘッドと、一端側の前記端壁と連通するように前記ロールシャフトの端部に形成された蒸気入口と、ロールシャフト軸を中心とした周方向に間隔を有して一端側の前記端壁に設けられ、前記蒸気入口と前記蒸気ヘッドとの間の蒸気転送流路を構成する径方向に延びた複数の蒸気転送通路と、他端側の前記端壁と連通するように前記ロールシャフトの前記端部に形成された復水出口と、ロールシャフト軸を中心とした周方向に間隔を有して他端側の前記端壁に設けられ、前記復水出口と前記復水ヘッドとの間の復水転送流路を構成する径方向に延びた複数の復水転送通路と、から構成された蒸気加熱ロール、に用いられるバルブを有するロータリスチームジョイントであって、前記ロールシャフトの前記端部に、前記蒸気入口の上流端部を構成するように形成された径方向の蒸気供給路と、前記ロールシャフトの前記端部に、前記復水転送通路に連通して前記復水出口の下流端部を構成するように形成された径方向の複数の復水排出路と、前記蒸気供給路及び前記復水排出路を覆うように、かつ前記ロールシャフトが相対的に回転できるように、このロールシャフトの前記端部に軸方向にスライド可能に嵌め付けられた、径方向の蒸気供給ポート及び径方向の復水排出ポートを有するバルブスリーブと、を備え、前記バルブスリーブは、特定の前記復水排出路から前記復水排出ポートに復水が流出するのを遮断する軸方向の第1の位置と、すべての前記復水排出路から前記復水排出ポートに復水が流出できるようにする軸方向の第2の位置との間を移動する、ことを特徴とするバルブを有するロータリスチームジョイント。

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