特許
J-GLOBAL ID:200903057777895319

同一時刻複数個のサンプル値によるDOA算出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-217170
公開番号(公開出願番号):特開平11-044748
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 配列アンテナを含むN系統の受信系によるレーダ受信信号の方位角算出における効率的精度改善。【解決手段】 N個の配列アンテナ1A〜1Nと、受信機2A〜2Nと、A/D コンバータ3A1,3A2 〜3N1,3N2 によって構成されるN系統の受信系は、直交するI,Q 成分のディジタルデータをP/S 変換回路4でシリアルデータとして送出しS/P 変換回路5で元のパラレルデータに復元する。十分遠方の目標からの到来波は平行波であるのでN個の受信系で同じタイミングで受信した場合は、アンテナ数だけの数の配列位置に比例した位相データが得られる。この位相データをデータ点数処理回路でI,Q 成分の符号反転データの追加配列により4倍化しFFT 回路7でFFT 処理して目標方位を算出することにより受信系の数を抑圧して目標方位算出精度を改善し、これを表示回路8に表示する。
請求項(抜粋):
受信アンテナ、受信器、A/D変換器を少なくとも含み、アンテナ面に等間隔に配列した受信系としての複数のN個の受信チャンネルC1,C2,C3,......,CN を前記受信アンテナの開口端からC1,C2,C3,......,CN の順に並べ、N個の前記A/D変換器に対する共通のA/D変換のタイミングで一斉に各受信チャンネルの実数、虚数のI,Q信号をA/D変換しアンテナ配列順に取得するN個の複素数の配列データをA1,A2,A3,......,AN とするとき、このN個のデータのフーリェ変換値を方位角を横軸として表現して得られるアンテナ面全体の放射パターンのピークを示す方位角に基づいて目標の到来方向であるDOA(Direction Of Arrival)を算出する手段を有することを特徴とする同一時刻複数個のサンプル値によるDOA算出装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-233781
  • 特開昭62-233781

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