特許

J-GLOBAL ID：200903057781729946

熱可塑性エラストマーの製造方法

発明者： 中川 裕茂 ,  寺尾 賢
出願人/特許権者： 住友ベークライト株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-182606
公開番号（公開出願番号）：特開平8-041256
出願日： 1994年08月03日
公開日（公表日）： 1996年02月13日
要約：

【要約】 (修正有)【構成】 エチレン-α・オレフィン非共役ジエン共重合ゴムa、ポリオレフィン系樹脂b、分子内にSiH基を2つ以上持つ有機オルガノシロキサン系架橋剤c及びハイドロシリル化触媒dからなる樹脂組成物hに対し、フェノールノボラック樹脂e、エポキシ変性ポリオレフィン系樹脂、水添したビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物ブロック共重合体のエポキシ変性物の中から選ばれた樹脂f及びAl(OH)3、Mg(OH)2、赤リン等の中から選ばれた無機系添加型難燃剤gを添加し、動的に熱処理する熱可塑性エラストマーの製造方法。【効果】 通常の加工方法、例えば射出成形、押出し成形等により容易に成形品に加工され、耐寒性、機械強度、ゴム特性、成形性等の物性のバランスに優れた製品を与える。

請求項（抜粋）：

エチレン-α・オレフィン非共役ジエン共重合ゴム(a)、ポリオレフィン系樹脂(b)、分子内にSiH基を2つ以上持つ有機オルガノシロキサン系架橋剤(c)及びハイドロシリル化触媒(d)からなる樹脂組成物(h)に対し、フェノールノボラック樹脂(e)、分子内にエポキシ基を有するエポキシ変性ポリオレフィン系樹脂、または、少なくとも1個のビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックよりなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体のエポキシ変性物の中から選ばれた1種以上の樹脂(f)及びAl(OH)3、Mg(OH)2、赤リン等の中から選ばれた1種以上の無機系添加型難燃剤(g)を添加し、動的に熱処理することを特徴とする熱可塑性エラストマーの製造方法。

IPC (5件)：

C08L 23/08 LDD ,  C08K 3/02 KDZ ,  C08K 3/22 KEC ,  C08L 61/06 LMU ,  C08L 63/08 NHV