特許
J-GLOBAL ID:200903057785283497

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-180618
公開番号(公開出願番号):特開平7-077236
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 振動板を加振するための電磁力を、小型の永久磁石を用いて効率的に得ることのできる流体封入式防振装置を提供すること。【構成】 流体室48の壁部の一部を構成する振動板44に可動コイル58を取り付ける一方、ヨーク部材62に永久磁石72を接続して、可動コイル58の配設部位に環状のギャップ部76を有する閉状の磁路を形成すると共に、かかるヨーク部材62に電磁石コイル78を装着することにより、ギャップ部76に配設される可動コイル58に対して、永久磁石72による磁力と電磁石コイル78による磁力とが相加的に及ぼされるようにした。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具と第二の支持金具をゴム弾性体にて連結すると共に、内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室を、かかるゴム弾性体にて壁部の一部を構成して設けてなる流体封入式防振装置において、前記流体室の壁部の一部を変位可能な振動板にて構成すると共に、該振動板の背後にリング状の可動コイルを配設して該振動板に連結する一方、かかる可動コイルの内側に位置する内側ヨーク部と該可動コイルの外側に位置する外側ヨーク部を有するヨーク部材を永久磁石に接続して、前記可動コイルの配設部位に環状のギャップ部を有する閉状の磁路を形成すると共に、励磁により前記永久磁石と同一方向の磁力線を前記ヨーク部材に生ぜしめる電磁石コイルを装着したことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12

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