特許
J-GLOBAL ID:200903057821505655

廃棄物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-178533
公開番号(公開出願番号):特開平9-026118
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 フレーク状のカーボンを十分に粉砕することのできる粉砕装置を設置することにより、カーボン回収率を向上させる。【解決手段】 廃棄物dを熱分解して生じた乾留ガスG1と熱分解残留物bのうち、熱分解残留物bは分離装置7で燃焼成分と不燃焼成分とに分離される。そして、燃焼成分を含む熱分解残留物b’は粉砕装置8に導入され粉砕される。粉砕装置8は、筒状の胴体と、その胴体の内部に転動自在に収納された多数の鋼製のボールまたはロッドと、胴体を回転または振動させる駆動装置とを備えており、駆動装置によって胴体を回転または振動させることにより、分離装置7から粉砕装置8の胴体内に導入された燃焼成分に前記鋼製のボールまたはロッドが衝突して打撃力を与え、燃焼成分を粉砕するように構成されている。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱して熱分解し、乾留ガスと主として不揮発性成分から成る熱分解残留物とを生成する熱分解反応器と、前記乾留ガスと熱分解残留物とを分離して排出する排出装置と、該排出装置から排出される熱分解残留物を燃焼成分と不燃焼成分とに分離する分離装置と、前記燃焼成分を取り込むとともに、燃焼し易くするために当該燃焼成分を粉砕する粉砕装置と、前記排出装置からの乾留ガスと前記粉砕装置からの粉砕された燃焼成分とを取り込んで、該乾留ガスと燃焼成分を燃焼させる燃焼器と、を備えた廃棄物処理装置において、前記粉砕装置は、筒状の胴体と、前記胴体の内部に転動自在に収納された多数の転動部材と、前記胴体を回転または振動させる駆動手段とを備え、前記駆動手段によって前記胴体を回転または振動させることにより、前記分離装置から前記胴体内に導入された燃焼成分に前記転動部材が衝突して打撃力を与え、燃焼成分を粉砕することを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (5件):
F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 ,  F23G 5/02 ZAB ,  F23G 5/033 ZAB
FI (5件):
F23G 5/027 ZAB Z ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 Z ,  F23G 5/02 ZAB A ,  F23G 5/033 ZAB A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-049816
  • 特開平1-049816

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