特許
J-GLOBAL ID:200903057826736477

駆動車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-310539
公開番号(公開出願番号):特開2003-112502
出願日: 2001年10月05日
公開日(公表日): 2003年04月15日
要約:
【要約】【課題】大きなモーメント荷重が装置に作用しても固定部に緩みが発生せず、かつ装置の剛性向上が図れると共に、軸受部と等速自在継手とを容易に分離できる駆動車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】内方部材1はハブ輪2と内輪部材3とからなり、ハブ輪2の円筒部6の端面6aと内輪部材3の段部3aとを突合せ状態に衝合し、ハブ輪2と内輪部材3を塑性結合させることにより、回転方向かつ軸方向に分離不可に固定している。内輪部材3は、一端部にはハブ輪2に内嵌する嵌合部3c、他端部には外側継手部材21にトルク伝達可能に内嵌する連結部7をそれぞれ形成し、この連結部7の外周には軸方向に傾斜させて雄セレーション7aを形成して予圧係合とし、回転方向のがたを抑制することができる。
請求項(抜粋):
内方部材と複列の転がり軸受と等速自在継手とをユニット化した駆動車輪用軸受装置であって、前記内方部材は端部外径に雄セレーションを有し、一端部に車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の転がり軸受の一方の内側転走面を形成したハブ輪と、このハブ輪に嵌合し、外周に前記複列の転がり軸受の他方の内側転走面を形成した内輪部材とを備え、前記内方部材の端部に外嵌し、前記等速自在継手の外側継手部材に形成した雌セレーションを前記雄セレーションに係合させ、回転トルクをハブ輪に伝達すると共に、前記内方部材と前記外側継手部材の間に、軸方向に分離可能な連結手段を設けた駆動車輪用軸受装置において、前記ハブ輪と前記内輪部材との嵌合部のうち、一方の嵌合部に硬化させた凹凸部を形成し、この凹凸部に他方の嵌合部を拡径させて食い込ませ、前記ハブ輪と前記内輪部材を塑性結合したことを特徴とする駆動車輪用軸受装置。
IPC (4件):
B60B 35/14 ,  B60B 27/00 ,  F16D 1/06 ,  F16D 3/20
FI (4件):
B60B 35/14 U ,  B60B 27/00 B ,  F16D 3/20 Z ,  F16D 1/06 B

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