特許
J-GLOBAL ID:200903057827530805

変圧器コイルの巻回方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117539
公開番号(公開出願番号):特開平9-306769
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 占積率を向上させることができる60度巻きによる変圧器コイルの巻回方法を得る。【解決手段】 巻き始め角度が60度となるような60度巻きによる俵積み巻回を片側から反対側に行って変圧器コイルを形成する際に、巻線1を下降させての最下層の幅方向の末端の最終ターンの巻回は既に巻かれている最下層の幅方向の末端のターン43の隣に2ターン続けた巻回とせず1回のターン54のみの巻回とし、次に上昇させて該最下層の幅方向の末端の最終ターン54とその隣の最下層のターン43との間の上部溝に1回のターン55を巻回し、次にそれより上の段に順次巻回し、最上段では奥から手前に隣り合わせに2ターン59,60を続けて巻回し、次に下降させてそれより下の段に順次巻回し、最下層の次の次の段の末端のターン63の巻回が終わったら上昇させてそれより上の段に順次巻回する作業を行う。
請求項(抜粋):
巻線を最初は最下層として1ターン目,2ターン目,3ターン目を続けて巻き、次に上昇させて前記1ターン目と前記2ターン目の間の上部溝に4ターン目,前記2ターン目と前記3ターン目の間の上部溝に5ターン目を続けて巻き、次に下降させて前記3ターン目の隣に最下層として6ターン目,7ターン目を続けて巻き、次に上昇させて前記3ターン目と前記6ターン目の間の上部溝に8ターン目を巻き、更に上昇させて前記4ターン目と前記5ターン目の間の上部溝に9ターン目,前記5ターン目と前記8ターン目の間の上部溝に10ターン目を続けて巻き、次に下降させて前記6ターン目と前記7ターン目の間の上部溝に11ターン目を巻き、更に下降させて前記7ターン目の隣に最下層として12ターン目,13ターン目を続けて巻き、次に上昇させて前記7ターン目と前記12ターン目の間の上部溝に14ターン目を巻き、更に上昇させて前記8ターン目と前記11ターン目の間の上部溝に15ターン目を巻き、更に上昇させて前記9ターン目と前記10ターン目の間の上部溝に16ターン目,前記10ターン目と前記15ターン目の間の上部溝に17ターン目を続けて巻き、次に下降させて前記11ターン目と前記14ターン目の間の上部溝に18ターン目を巻き、更に下降させて前記12ターン目と前記13ターン目の間の上部溝に19ターン目を巻き、更に下降させて前記13ターン目の隣に最下層として20ターン目,21ターン目を続けて巻くという巻回作業を続けて、巻き始め角度が60度となるような60度巻きによる俵積み巻回を片側から反対側に行って変圧器コイルを形成する変圧器コイルの巻回方法において、前記巻線を下降させての最下層の幅方向の末端の最終ターンの巻回は既に巻かれている最下層の幅方向の末端のターンの隣に2ターン続けた巻回とせず1ターンのみの巻回とし、次に上昇させて該最下層の幅方向の末端の最終ターンとその隣の最下層のターンとの間の上部溝に巻回し、次にそれより上の段に順次巻回し、最上段では奥から手前に隣り合わせに2ターン続けて巻回し、次に下降させてそれより下の段に順次巻回し、最下層の次の次の段の末端の巻回が終わったら上昇させてそれより上の段に順次巻回する作業を行うことを特徴とする変圧器コイルの巻回方法。
IPC (2件):
H01F 41/04 ,  H01F 27/28
FI (2件):
H01F 41/04 A ,  H01F 27/28 K

前のページに戻る