特許
J-GLOBAL ID:200903057829060687

超音波距離計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-163975
公開番号(公開出願番号):特開平8-029529
出願日: 1994年07月15日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】障害物による誤計測を防止するとともに遠距離に於ける計測精度が向上できる超音波距離計測装置を提供する。【構成】発振器5から出力されるクロックパルスがデコーダ6においてデコードされて各アナログスイッチ71 ,72 が駆動される。アナログスイッチ71 ,72 の各ビットに対応したスイッチSW1 〜SW6 が各々可変抵抗VR1 〜VR6に接続してある。よって、各スイッチSW1 〜SW6 はデコーダ6からの出力によって順次オン・オフされ、オンとなったスイッチSW1 ...に接続された可変抵抗VR1 ...によりしきい値電圧Vth1 ...がコンパレータ8の一方の入力端に入力される。すなわち、しきい値電圧Vth1 ...を送波からの時間経過に応じて切り換えることができるから、障害物による反射波の受波信号よりも高いしきい値電圧Vth1 ...を設定して誤計測を防止できる。
請求項(抜粋):
対象物に超音波を送波するとともに対象物にて反射した反射波を受波する超音波送受波手段と、超音波送受波手段から得られる反射波に対応した受波信号のレベルを所定のしきい値のレベルと比較する比較手段と、所定のしきい値のレベルを超音波送受波手段から超音波が送波されてからの時間経過に応じて可変とするしきい値可変手段とを備え、超音波送受波手段より超音波が送波されてから比較手段において所定のしきい値のレベルを越える受波信号に応じた出力が得られるまでの時間に基づいて対象物までの距離を計測して成ることを特徴とする超音波距離計測装置。

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